「旧統一教会政権じゃないか」野党追及 接点続々判明後、初の国会論戦
- 政治・経済
- 2022年8月20日
国会ではきょう初めて、旧統一教会と政治の問題をめぐり、論戦が繰り広げられました。
一方、JNNの取材で、去年の衆院選で教団側から推薦状を受け取った議員がいたことが明らかになりました。
立憲民主党 柚木道義衆院議員
「4割ですよこれ全体の。これでは第2次岸田改造内閣というのは “旧統一教会政権”じゃないですか」
きょう国会では閉会中審査が行われ、旧統一教会と政治の関係について野党側が政府を追及しました。
現在のところ、政務3役(大臣、副大臣、政務官)のおよそ4割、あわせて31人がなんらかの接点があることが判明しています。
その中のひとり、加藤厚労大臣にも追及の矛先が・・・。
立憲民主党 長妻昭衆院議員
「関連団体の懇親会に、何回か会費をお支払いになったと。これは旧統一教会の関連団体とわかった上での話なのかどうか」
加藤勝信厚労大臣
「旧統一教会との関係を意識していたのか必ずしも定かではありませんが、出席をしてほしいという声かけがあったことを踏まえて、そうした判断に至った」
加藤大臣はこう話した上で、「今後は、関係は一切持たない」と強調しました。
きのうは、自民党の萩生田氏と生稲氏が今年6月に教団の関連施設に訪問したことを認めたばかり。
そしてきょうも新たな事実が・・・
自民党の国場幸之助衆院議員が去年の衆院選で旧統一教会の関連団体から推薦を受けていたことが分かりました。
国場氏の事務所はJNNの取材に対し、「関連団体が推薦状を持ってきたと認識している」「この団体が旧統一教会との認識はなかった」などと回答しています。
こうした状況に野党は。
立憲民主党 泉健太代表
「よっぽどお世話になっているのか、この関係を断ち切れないのが今の与党ではないかと思います」
記者
「2日間、静岡での夏休みを終えた岸田総理。お土産を買ってまもなく東京にむかいます」
野党からの追及に岸田総理は今後どう対応するのでしょうか。
TBS NEWS DIG より転用
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