【甲子園】明豊が5年ぶりの3回戦進出 南こうせつ「音楽で選手を後押しできて良かった」
- スポーツ
- 2022年8月13日
9回1死満塁、勝ち越しとなる左前適時打を放った明豊・牧野太一(カメラ・義村 治子)
◆第104回全国高校野球選手権大会第7日 ▽2回戦 明豊7―5一関学院 (12日・甲子園) 明豊(大分)は、歌手の南こうせつ(73)が作曲した校歌をアレンジしたチャンステーマが攻撃を後押し。6番・牧野太一二塁手(3年)が、1回戦に続く決勝打を9回に放ち、5年ぶりに3回戦へ進出した。
試合後、取材に応じた南は「今大会が始まる前に学校から“校歌のサビの部分をアレンジして、チャンスの時に選手を鼓舞するメロディーとして使いたい”という連絡をいただきました。ブラスバンド部でアレンジしたのでしょうが、チャンスの時にいい感じで流れていましたね。自宅でテレビ観戦していましたが、“ここで追いつきたい”という時にあのメロディーが流れてきたので、音楽で選手を後押しできたのなら良かったです。今までのチャンステーマと違って、校歌をアレンジしたのは珍しいようですが、こういうメロディーも元気が出ますよね。ちょうど“夢を あきらめないで 勇気 自分を信じ”という歌詞のところなので、選手もあきらめないで、自分を信じて、頑張ってくれたのではないでしょうか」と勝利を喜んだ。
また「コロナ禍でどこか閉塞感が漂う中での3年間だったと思いますが、選手の頑張りは見ている方にも希望を与えられるし、頑張ろうという気にさせてくれます」と選手たちの更なる活躍に期待をよせた。
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