KinKi Kidsは究極のビジネスパートナー 絶妙な距離感 2人の未来を照らす道は明るそうだ【記者の目】
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- 2022年8月9日
1994年の日本武道館のファーストコンサートから数えて、KinKi Kidsは7日の公演で通算501回目のステージを迎えた。関西出身で同じ「堂本」姓、さらに年もほぼ同じ2人に運命を感じたジャニー前社長によってユニットが誕生し、光一と剛は25年の間、同じ時を刻んできた。
あらためて、お互いに相方の存在をどう感じているのか。普段はなかなか聞きづらい質問も、25周年の節目だからあえてぶつけると、光一は「聞かれない限り考えないんですよね。そういったところじゃないですか。付かず離れずで…」と言葉を選びながらも「いろんな奇跡が重なってこの2人で活動することになった。それってすごいことだと思う。話をすり替えると『2人を出会わせてくれたジャニーさん、ありがとう』ですかね」と照れ隠しした。
一方、剛も、光一とは考え方も「静と動くらい違う」とキッパリ答えつつ、「ステージの上ではしゃべっているけど、プライベートとか趣味とか食の趣味とか一緒だったら、もうちょっとしゃべるタイミングがあるかなと。でも、無理に寄せようとも思っていない。両極にある要素が、本人たちも想像もしないものができる。それはいいなと思う。ちょっとくせがあって面白いなと客観的に見てますかね」と率直に語った。
楽屋での過ごし方もそれぞれ全く違う。しかしステージに立てば、いわば水魚の交わりのような絆の深さが生まれる。ある意味、KinKi Kidsは究極のビジネスパートナーだと感じた。この絶妙な距離感。2人の未来を照らす道は明るそうだ。
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