3度目の逮捕…現職の港区議が下半身露出「少女たちへの卑猥行為」
〈議員にあるまじき行為を行ったとして、これまで3回にわたり赤坂大輔議員に対する辞職勧告の決議を行いましたが、今日に至るまで勧告に従いませんでした。(中略)区民の皆様の信用と著しく損ねたことを深くお詫び申し上げます〉
東京都港区議会のホームーページに、「お詫び文」が掲載されたのは7月27日だ。港区議会が謝罪したのは、現職議員の赤坂大輔容疑者(50)のトラブルについて。事件は5月4日の夕方、千葉県市川市内の公園で起きた――。
「〇×▲※%▽!」
赤坂容疑者が、公園内で話をしていた女子中学生2人に卑猥な言葉をかける。2人から騒動を聞いた友人が警察に110番通報。千葉県警行徳署は防犯カメラの映像などから赤坂容疑者を割り出し、7月26日に県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕した。
「調べに対し赤坂容疑者は、『声をかけたのは事実だが発言内容は詳しく覚えていない』と犯行を一部否認しています。女子中学生たちとは、面識がなかったようです。赤坂容疑者には、奥さんもお子さんもいるのですが……」(全国紙社会部記者)
◆最高にハイな状態で裸踊り……
武蔵大学経済学部を卒業した赤坂容疑者は、出版社勤務などを経て07年4月に初当選。現在4期目だった。逮捕されたのは、今回が初めてではない。
「傷害容疑で最初に逮捕されたのは、16年8月です。酒に酔ってタクシー運転手を殴ったとか。普段は大人しい性格ですが、酔うと気が大きくなってしまうそうです」(港区議会関係者)
2度目の逮捕は20年8月だ。神奈川県川崎市にあるカラオケ店の駐車場で、女子高生3人に下半身を露出。公然わいせつの疑いで、現行犯逮捕される。
「少女たちに『いいバイトしないか?』と、声をかけたそうです。不審に思った1人が交番に行き通報。警察官がかけつけると、少女たちに下半身を見せていたとか。
赤坂容疑者は、公然わいせつ罪で罰金15万円の略式命令を受けています」(同前) 赤坂容疑者は所属していた「日本維新の会」から除名処分を受け、港区議会は議員辞職勧告決議を可決。
これまで同議会は3回の辞職勧告を出したが、赤坂容疑者は従わずに議員活動を続けていた。2度目の逮捕直後には、自身のホームページで次のように弁明している。
〈事件当時私は酔っており、最高にハイな状態で、女性と踊りつつ裸同然で戯れていた状態でした(中略)脱いだ衣服で隠すところは隠していたつもりでしたがそれが右手なのか左手なのか隠していたのか隠していないのかそもそもこだわっておりません。「いいバイトしないか」という発言をしましたが、話しかけた相手と意図が違います〉(原文ママ) 3度目の逮捕となった港区の現職議員。「酔って最高にハイな状態」だったからといって、言い訳にはならないだろう。
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