夫が娘の小学校の担任と不倫、「本気で好きだったんです!」校長室で号泣され…冷静な妻の対応に反響
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- 2022年7月22日
真面目で優しい家庭人だった教師の夫が、友だちと不倫していた…。実話をもとにしたコミックエッセイ『失踪した不倫夫がホストに転職してた…』(KADOKAWA刊)で描かれるのは、一途だと思っていた夫から裏切られた妻の奮闘物語。一方、漫画『夫の不倫相手が娘の担任として家庭訪問してきた話』(原作・四葉さん)は、夫の不倫相手が“娘の担任”だったという衝撃の内容だ。「教師=真面目」というイメージを覆す2作の物語を紹介する。
■悩みを相談していた同級生が夫の不倫相手だった…「立場を守るため?」あっさりと慰謝料を支払い
高校時代からの付き合いで結婚した夫。娘も誕生し、幸せな日々を過ごしていた幸さん。ある日夫に、「今日はどこに出張だったの?」と聞いただけで激怒し、突然家を出て行ってしまう。いつの間にか家の貯金まで持ち出されていたため、慌てて調べてみると、夫は同僚の教師と不倫関係にあったという。漫画『失踪した不倫夫がホストに転職してた…』の冒頭のエピソードだ。
「教師である夫を尊敬し、盲目的に信じていたのですごくショックでした。夫の帰宅が毎晩遅くなったり、土日に出張が続いたりしたときに、教師ってそういうことがあるのかということも含めて、夫と同じ学校で教師をしていた高校の同級生に悩みを相談していたんです。ところが、夫が失踪した後に知ったのですが、その相談していた女性が夫の浮気相手だったんです。信頼していた人に裏切られたという思いから、もう誰も信じられない、信じたくないって思ってしまったんです」
不倫相手は自分の立場を守るのが最優先だったようで、あっさりと慰謝料が支払われたという。波乱な日々を過ごしていた幸さんだが、もっとも辛く、神経を注いだのは娘へのフォローだった。不倫が発覚した後の夫は人が変わったようで、可愛がっていたはずの娘と2人で会う約束もドタキャンされることが多かったという。
「娘は『どうしてパパは会ってくれないの?』と言って、幼稚園に行けなくなったり、大人の男性を見て恐いと言う時期があったりしました。私の不甲斐なさでつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳なかったと思っています」
その後、離婚が成立。娘に「パパとママはもう一緒に住めない」と伝え、しっかりと話をしたという。現在は、娘と2人で前向きな日々を過ごしている幸さんは、「私の経験が、かつての私みたいに1人で悩んでいる方や、困っている方の励みになったり、少しでも前向きに行動するお役に立てたりすれば、とてもうれしいです」とメッセージを寄せている。
■「本気で好きだった」娘の担任が校長室で号泣、不倫女の処罰は?
『夫の不倫相手が娘の担任として家庭訪問してきた話』というタイトルで話題の漫画は、小学校1年生の娘を持つ四葉さんの物語が元になっている。不倫相手と夫は、趣味のフットサルを通じて出会ったそうで、始めは娘の担任ということはお互い知らなかったという。しかし、その事実を知ったうえで、2人は不倫行為を続けた。
「夫は娘の担任と知ってからもなお、うまく不倫相手を丸め込んで関係を継続しようとしていました。心から失望しました」
四葉さんは学校の「個別面談」の際、不倫相手にもう会わないようにと忠告したが、それでも2人の関係は続いていた。
「あれだけ釘を刺したのだからと安心していました。信じられなくて驚いたと同時に、もう身内だけで済まされる話ではなくなったなと思いました。『もう不倫しない』と旦那は土下座して謝っていましたが、今さら虫がよすぎます」
その後、四葉さんは学校の校長先生に事実を報告。処分を下してほしいと依頼する。
「思っていた以上に、学校の対応はスムーズに進んだと思います。当時、芸能人の不倫が連日のようにワイドショーなどで報道されていて、世間的に不倫への関心が高まっていた時期でした。それも要因だったのかもしれません。離婚は迷いましたが、2度目の不倫がわかったときに、旦那が不倫相手の肩を持ったんです。それで気持ちが一気に冷めました」
妻の冷静な対応に、SNSでは「いい判断」などの反響が寄せられた。それから四葉さんは、新たな出会いを経て再婚。再婚相手に娘も懐いているという。
「私のように、家庭を壊したくない気持ちが強い方もきっといると思います。ただ、いびつな家庭を築いても、いつかは綻びが出ると、今回の出来事で私は学びました。浮気は“不治の病”だと思います。だから、自分の人生、子どもの人生のためにも、何かを決断するタイミングが必要かなと思います」
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