伊沢利光の長男・丈一郎、首位と2打差の5位好発進「いい位置」
- スポーツ
- 2022年7月22日
◇スポニチ後援九州サーキット第2回コーセーアールイーCUPオープンゴルフ第1日(2022年7月21日 福岡県糸島市・伊都ゴルフクラブ=6844ヤード、パー72)
ツアー16勝で元賞金王・伊沢利光の長男でアマ、伊沢丈一郎(20=大手前大2年)が7バーディー、2ボギーの67で首位に2打差の5位と好発進した。また波当根弓彦(45=ヴィクトリアゼビオ大分店)が7番パー5を2打で上がるアルバトロスを達成し、6アンダーで3位につけた。首位には65で回った児玉和生(22=TGA)と上村竜太(21=セガミック)が並んだ。
甘いマスクに加え、父は元賞金王。スター性抜群のアマ、伊沢が好スタートを切った。「コースと相性がいいと感じた。距離が短いのでショットが曲がらなければスコアは出ますから」。2番で2・5メートルを沈め、3番も取り連続バーディー。6番からは3連続を決めるなど前半だけで5アンダー。「後半は少し集中力が切れてしまった」と2バーディー、2ボギーとしてスコアを伸ばせなかったが、首位と2打差の好位置につけた。
男子ツアーで通算16勝を挙げ、2001、03年の賞金王に輝いた父の影響で2歳でクラブを握った。だが陸上競技、サッカーにも打ち込み、本格的にゴルフに取り組んだのは中1から。近大福岡高2年で九州アマに初出場し、昨春に兵庫・大手前大に進学した。大会前々日には父・利光とラウンド練習。「同じフェードボールでも細かなバリエーションをつけるやり方を教わった」とツアー通算16勝の技を懸命に吸収している。
中学高校では優勝に縁がなかったが、初日の2打差は十分射程内。「いい位置なので最終日に狙えれば」と表情を引き締めた。
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