生稲晃子氏が候補者アンケートにまさかの「無回答」連発! 何がやりたくて国政を志すのか
- 政治・経済
- 2022年6月30日
参院選(7月10日投開票)は中盤に入り、選挙戦の構図が各地でクッキリしてきた。とりわけ激戦を繰り広げているのが、全国最多の改選6議席を争う東京選挙区だ。自民党が2議席維持をうかがう勢いで、全国政党化を狙う最大ゆ党の日本維新の会が入り込む可能性も。もっとも、注目度の高さが政治姿勢の怪しさも浮き彫りにしている。
話題騒然となっているのが、NHKが実施した候補者アンケートだ。SNS上ではこんな書き込みがあふれている。
〈悲報 生稲晃子氏 主張なし…〉
〈ほとんど無回答って凄まじい〉
〈東京都民大丈夫??〉
設問は「最も取り組みたいテーマ」「岸田政権の評価」「新型コロナウイルス対応」「経済対策」「外交・安全保障」「憲法改正」など26問。回答は自由記述ではなく、選択式だ。
安倍派が総がかりで支援。当選が確実視されている自民新人の元おニャン子クラブメンバーの生稲晃子候補はマサカのノーアンサー連発。「最も取り組みたいテーマ」で「社会保障政策」を選んでいるのに、給付と負担のあり方については「無回答」だからワケがわからない。
「参院選の争点」も「無回答」。マトモに回答したのは憲法関連だけで、「改正する必要がある」を選択し、自衛隊明記や緊急事態条項創設に「賛成」、参院選の合区については「解消すべき」を選んでいた。
■維新の新人も意味不明
無回答が目立つのは、維新新人の海老沢由紀候補も一緒だ。生稲同様に「社会保障政策」を重視しながら、給付と負担については「無回答」だった。
一体、何がやりたくて国政を志しているのだろうか。
「政党の公認候補については、それぞれの党が国政を担うに値する人物だと太鼓判を押しているわけです。候補者の政治姿勢もさることながら、不祥事を起こしてもバッジを外そうとしない議員も含め、責任は擁立した政党にある」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)
バッジをつけても何をしたいか分からない面々の「人気投票」で終わってしまったら、いよいよ東京の民度が問われる。
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