データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

お名前ドットコム

なでしこジャパン、フィンランドに5発 植木理子が最多タイ5戦連発“新エース”に名乗り


フィンランド戦に先発出場した熊谷紗希(提供・JFA)© スポーツ報知/報知新聞社 フィンランド戦に先発出場した熊谷紗希(提供・JFA)

◆国際親善試合 日本5―1フィンランド(27日、フィンランド・ヴェリタススタジアム)

FIFAランク13位のなでしこジャパンは、国際親善試合で同29位のフィンランドに5―1で勝利した。後半開始から途中出場したFW植木理子(22)=日テレ東京V=が、歴代最長タイとなる5戦連続弾を決め、“新エース”に名乗りを上げた。チームにとっては来夏のW杯オーストラリア・ニュージーランド大会に向けて、実りある欧州遠征となった。

圧巻のゴールに、植木は自分で驚いた。3―1の後半29分、左サイドでのFKの流れで相手がクリア。ゴールエリア左手前でそのボールを胸トラップで収めると、右足ボレーシュートを鮮やかに突き刺した。「自分が一番びっくりしている。ラッキーゴールだった」。1月のアジア杯・ミャンマー戦(5〇0)で代表初得点し、同大会の韓国戦(1△1)から5戦連発の6得点。昨年7月にFW岩渕真奈(29)=アーセナル=が記録した連続得点の歴代最長に並んだ。

流れを好転させた。チームは前半、縦への推進力を欠き、好機も決めきれない。後半開始から植木、MF長谷川唯らがピッチに立つと、選手間の距離が改善され4得点を奪い、「動きのある攻撃ができた」と、主将のDF熊谷紗希。絶対的エースの岩渕がけがで招集外の今活動。攻撃面の不安を払うように、植木やこの試合で3得点に絡んだMF遠藤純らが躍動した。セルビア戦(24日・5〇0)との2試合で、オウンゴールを除く計9得点を8人で奪い、層の厚さを示した。

W杯まで約1年1か月。この2戦で多くの収穫を得た。池田太監督(51)は「前から奪いにいく成功体験にトライした。奪うシーンがつくれたことは成果」と、うなずく。この日の前半のような流れでは、より早い対応力が必要とはいえ、後半の修正力、大量得点での勝利、22人全員がピッチに立ち、さまざまな組み合わせが試せて連係が深まったことはプラスだ。

熊谷は「もっと質を上げないといけないが、次につながるチャレンジができた。少しずつW杯に向けて前に進めている」。より上を目指し、欧州遠征で得た手応えをさらに磨いていく。(小又 風花)

◇なでしこジャパンの連続得点記録 2021年7月21日の東京五輪1次リーグ・カナダ戦(1△1)で、岩渕真奈が5戦連発し、最長を更新(6月16日に非公開で行われたメキシコ戦=8〇0=を含む)。4戦連続得点は、1993年12月に前代表監督の高倉麻子、03年6月に澤穂希、05、08、12年に永里(大儀見)優季、17年3~6月に横山久美、21年4~6月に籾木結花の5人が記録している。

◆植木 理子(うえき・りこ)1999年7月30日、神奈川・川崎市生まれ。22歳。AC等々力でサッカーを始め、日テレ東京Vの下部組織を経て、2016年からトップチームでプレー。各年代別代表を経験し、19年4月のフランス戦(1●3)でA代表デビュー。同年のフランスW杯代表に選出されたが、けがの影響で大会前に離脱。初得点は今年1月21日のアジア杯1次リーグ初戦・ミャンマー戦(5〇0)。国際Aマッチ13試合出場7得点。162センチ、53キロ。

スポーツ報知より転用


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

独自記事

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第5弾)

株式会社ブランニュープランニングの終りの始まりが来た。 民事再生という逃げ道をとった村田晃士氏 登記簿(関税人の名前消して) 3月末に動きがあった。私共データミックスの情報が嘘ではないことを証明した内容だ。(株)ブランニ […]

コメントなし

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第4弾)

2024年、石川県能登半島での大地震から始まってしまい、衝撃的な令和六年のスタートに不安を感じたが、被災者の皆さんの行動力や頑張りに胸を打たれながらの2ヶ月でした。特に心苦しいのがこんな大変な状況なのに発生してしまうのが […]

2 comments

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第3弾)

今年も残すところあとわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 アメリカは大谷翔平選手移籍の話題で盛り上がる中、わが国では政治家の裏金問題が岸田政権を揺るがす事態となっています。 今から来年のことが心配になっている […]

コメントなし

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第2弾)

2023年ももうすぐ終わる。 年末に向けて慌しくなる中、私は取材と周りの情報収集に走り回った。 「この人は信用できない。」 こんな声をたくさん聞く。 そう、村田晃士氏のことだ。 きちんとやっていそうだが 「中身はなんにも […]

1件のコメント

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する

世界中で猛威を振るった新型コロナが国内では5類に移行し、街も日常を取り戻しつつあるが、それに伴い様々なトラブルも増えてきているようだ。 福岡、天神に本社を置く「㈱ブランニュープランニング」という主に飲食店の内装やロゴ作成 […]

2 comments

独自記事一覧

石川の一撃

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?ゴルフ場を巡る攻防「尾崎朝樹氏・田原司氏と児玉氏との関係性は?」(第11弾)

中国で発生した新型肺炎は終息する兆しがなく、世界中で猛威を振るいつつあります。 暖かい季節になってきましたが、読者の皆様も健康管理など、くれぐれもご留意ください。 前回、ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(以下クイーンズヒル […]

4 comments

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?ゴルフ場を巡る攻防「田原司氏と児玉氏との関係性は?」(第10弾)

温暖化と言われる時代ですが、やはり寒い季節ですね。 読者の皆さん風邪など引かないようにしてくださいね。 児玉氏の毎年の様にお友達と行われるマックスゴルフコンペ動画を見て 貴殿のスイングに目を奪われましたよ。 それに加え「 […]

1件のコメント

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?役員構成変更そして今後のI・Bは?(第9弾 後編)

豪雨、台風と今年も不安定な夏でしたが、やっと涼しくなってきました。 東京五輪もいよいよあと1年となりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。 (取締役 児玉崇氏) 前回はデータ・マックス社の度重なる役員構成変更に […]

コメントなし

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?さらなる役員構成変更の意図は?(第9弾 前編)

梅雨が明け真夏日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? 昨年にも増して暑さが厳しく感じられますね。 しばらく酷暑は続きそうですが、読者の皆様もお体に気をつけてお過ごしください。 さて、昨年も報じてきた「データ・マ […]

コメントなし

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?(第8弾 後編)

後編 「役員構成変更に見え隠れする児玉氏の未来図とは」 前編に続いてデータ・マックスグループの役員構成について考えた。 ※同役員構成については、「NetIB News」「データ・マックス」は善か悪か?信念か金か?(番外編 […]

1件のコメント

石川の一撃記事一覧

Copyright© 2017 データミックス All rights reserved.