覚醒剤所持容疑で逮捕の警部補「リアルな反応を予試験で」 懲戒免職
© 毎日新聞 提供 警視庁=米田堅持撮影
警視庁は10日、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で今年4月に逮捕した浅草署組織犯罪対策課の男性警部補(51)=足立区=を懲戒免職処分にし、監督責任があったとして上司の同課長ら2人を警務部長注意などとした。
元警部補は2020年9~11月、証拠品に付着していた覚醒剤を部下に集めさせ、予試験(簡易検査)の練習で使用させており、「リアルに反応を示す予試験を経験させようと思った」と話したという。同庁は4月も同様の目的で所持していたとみている。
危険ドラッグ「ラッシュ」も所持していたとして、4月28日には医薬品医療機器法違反容疑で追送検された。「上司から借りた資料に入っていた」と説明しているが、そうした事実は確認されていないという。
元警部補は処分保留で釈放され、不起訴処分になった。
一方、警視庁は10日、生活経済課の男性巡査部長(37)を停職3カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。同僚と飲酒後の5月3日未明に帰宅する際、最寄り駅から原付きバイクを運転し、神奈川県警に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発されたという。
警視庁警務部の大嶌正洋参事官は「都民、国民の信頼を回復すべく、再発防止に努める」と述べた。
毎日新聞より転用
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