ジョニー・デップ、英国でジェフ・ベックのライブにサプライズ出演 元妻との裁判開始後初の公の場
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- 2022年6月1日
2017年に離婚が成立した元妻で女優のアンバー・ハード(36)を名誉毀損(きそん)で訴え、裁判の行方が注目を集める米俳優ジョニー・デップ(58)が5月29日、英イングランドのシェフィールド市庁舎で行われたコンサートにサプライズ出演した。
長年の友人である英ギタリストのジェフ・ベック(77)のコンサートに登場したことを、会場となった同市庁舎の公式SNSが報告している。「何というサプライズ。昨晩、ジョニー・デップがステージに登場した」とコメントを添え、2人が一緒にギター演奏する動画を投稿している。4月中旬に裁判が始まって以降、公の場に姿を見せたのは初めてとなる。
米バージニア州フェアファックスの裁判所で行われていた裁判は27日に最終弁論が行われ、陪審員による評議が始まったばかりだった。
ハードが2018年に米ワシントン・ポスト紙に寄稿した記事の中で自身が家庭内暴力(DV)被害者だと述べたことに対し、名指しこそされていないもののこれが原因でキャリアに傷がつき、出演作から降板させられたとしてデップは5000万ドル(約65億円)の損害賠償を求めている。
これに対し、ハード側も1億ドル(約130億円)を求めて反訴しており、裁判は泥沼化していた。
デップは俳優業だけでなく、2012年にミュージシャンのアリス・クーパー、ジョー・ペリーと共に「ハリウッド・バンパイア-ズ」を結成して音楽活動を行っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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