東京五輪金の須崎優衣“神対応”サインもらい小学生歓喜「すげー」「うれしすぎる」
- スポーツ
- 2022年5月26日
東京五輪レスリング女子50キロ級金メダルの須崎優衣(22)=キッツ=が25日、母校・早大の西早稲田キャンパスに設置されたゴールドポストの除幕式に出席した。大学のシンボルでもある大隈講堂ものぞく広場でさんぜんと輝く黄金ポストがベールを脱ぎ、「大好きな母校に設置されてうれしい。大隈講堂もあってすごくいい景色で、また新たな(キャンパスの)名物となってもらえたらいい」と感激していた。
式典は一般通行者も行き交う大学敷地内の広場で行われたため、たまたま居合わせた人も足を止めて拍手したり写真を撮るなど、和やかな雰囲気となった。下校途中の近隣の小学生も金メダリストの姿に気づき、約30分間のイベントを遠くから見つめていた。
除幕式と取材対応が終わり、須崎が施設内に引き上げようとすると、小学生たちはランドセルから慌ててペンとノートを取り出し、ダッシュで接近。勇気を出して「サインをお願いします」と求めると、須崎も快く応じ、ペンを走らせながら1人1人に声を掛けていた。
金メダリストからサインをもらった子供たちは「すげー」「やったー」「ヤバい」「うれしすぎる」などと一様に歓喜の声を挙げた。
須崎は6月の全日本選抜選手権(駒沢体育館)で10カ月ぶりに実戦復帰する。五輪2連覇に向けた戦いがいよいよ始まるが、「パリ五輪に出場して金メダルを獲得する挑戦者として、またゼロから頑張る気持ちでやっているので(王者としての)プレッシャーはない。初めて2連覇に挑戦する者として、上を目指して頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。
デイリースポーツより転用
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