【ボート】佐々木完太が大村誕生祭でG2初制覇 節イチパワーで豪快に逃走
- スポーツ
- 2022年5月24日
© デイリースポーツ G2初Vを飾った佐々木完太
「発祥地記念 モーターボート誕生祭・G2」(23日、大村)
1号艇の佐々木完太(25)=山口・120期・A1=が逃げてG2初制覇を達成した。優勝賞金450万円を得るとともに来年のSG・クラシック(23年3月16~21日・平和島)出場権を獲得した。2着は井口佳典(三重)、3着は吉川元浩(兵庫)が入った。
6号艇の北川潤二(愛知)が想定通りに動きを見せて進入は1236・45。スロー勢は100メートル起こしとなったが、佐々木はインからコンマ12の好スタート(S)。だが、ここで黙っていなかったのがSGウイナーの2人。2コースの井口はコンマ02、5カドの吉川はコンマ07のSを踏み込んで襲いかかった。
それでも「準優が一番緊張していました。そこで勝てたので優勝戦は何とかなると思った」と冷静に1マーク先マイを果たすと、あとは独走状態。「足は優勝戦が一番良かったし、節イチ。先に回れれば差されることはないと思っていました」と強力な舟足を味方に待望のG2初Vのゴールを駆け抜けた。
レース後の表彰式では「メチャクチャうれしいです」と素直に喜びを表した。現在はA1だが、7月からはA2に陥落する。「A2に落ちてしまったけど、A1に上がろうと気合が入ったのがハマりましたね」と気持ちで手にしたG2初戴冠だった。長州の若武者のさらなる活躍に期待したい。
デイリースポーツより転用
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