スウェーデン、NATO加盟申請を決定へ 19世紀からの中立を転換
- 国際
- 2022年5月17日
© 朝日新聞社 スウェーデンのアンデション首相=AP
スウェーデンのアンデション首相は15日、「北大西洋条約機構(NATO)加盟によって得られる安全保障がスウェーデンには必要だ」と述べ、近く加盟申請する方針を明かした。同国は19世紀前半から軍事的非同盟を外交方針に据えており、中立の立場から転換する。
アンデション氏は15日、与党社会民主労働党の会合に出席。伝統的にNATO加盟に反対してきた同党は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、加盟容認に転じる結論をまとめた。同党は声明で、加盟の際には「NATOの恒久的基地をスウェーデンに置かず、核兵器も配備しない」と宣言するよう政府に求める、との留保をつけた。
スウェーデン紙によると、会合後の記者会見でアンデション氏は、「(ロシアが侵攻を始めた)2月24日以降、私たちはかつてより危険な現実を生きることになった」と指摘。「200年続けてきた安全保障政策を転換する。NATOに加盟するのがスウェーデンと国民の安全にとってベストだ」と述べた。
朝日新聞社より転用
コメントする