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『愛の不時着』カップルが結婚 資産25億円でも“流出”恐れて超ジミ婚


© NEWSポストセブン 提供 『愛の不時着』で主人公を演じたヒョンビン(写真/アフロ)

ドラマで描かれたような大人の恋愛に、多くのファンが歓喜した。2月10日、ドラマ『愛の不時着』で主人公を演じたヒョンビン(39才)とソン・イェジン(40才)が結婚を発表したのだ。

映画『ザ・ネゴシエーション』(2018年)での共演後、何度も恋がウワサされてきたふたりは、熱愛がスクープされるたびに否定してきた。しかし、2021年1月に双方の所属事務所が「『愛の不時着』を終えた後、真剣な交際をスタートさせた」と発表し、結婚秒読みと目されていた。結婚発表の時期について、韓国在住の芸能ライターはこう話す。

「『愛の不時着』カップルだけに、作品をつくったネットフリックスへの配慮を感じたタイミングでした。この2月16日からイェジンが主役のドラマ『39歳』が配信予定で、さらに初共演作の『ザ・ネゴシエーション』も3月1日から配信される予定です。結婚はかなり大きな宣伝になったでしょう」

そんなふたりには、ある共通点がある。

「どちらも不動産投資家としても知られていて、総資産額は25億円ともいわれています。イェジンはソウル市内のビルの売買で約4億円の利益を得た上に、サムソンドンにある約5億8000万円もする高級ヴィラを所有。ヒョンビンもテナントビルを所有しており、約10億円もの資産価値があると報じられています」(前出・芸能ライター)

となると、気になるのは、愛の巣となる新居だ。2021年、ヒョンビンはイェジンとの結婚を見越してか、ソウルの中心部・江南から車で30分ほどのアチウル村に約5億円の新築ヴィラを購入している。

「アチウル村はソウル中心を東西に流れる川・漢江を望み、美しい山々に囲まれた閑静な場所。日本で例えると横浜の山手エリアのような雰囲気で、NiziUのプロデューサーとして日本でも有名なJ.Y.Park(50才)など、著名人も多く暮らしています」(前出・芸能ライター)

設備の豪華さも韓国屈指だという。

「1階のロビーにはバーがあり、入居者はいつでも無料でワインを楽しむことができる。さらに、屋上にはグランピング施設があるのだとか」(韓国の不動産関係者)

結婚式もさぞかし豪華だろうと思いきや、予定されているのは、“超ジミ婚”なのだという。

「3月に挙式予定で、親族やごく親しい知人だけですませるそうです。でもこれにはワケがある。韓国ではどれだけ警戒しても有名人の結婚式となると、どこからか写真が流出してしまうんです。ふたりはそれを警戒して、信頼できる身内だけでやることにしたようです」(韓国のテレビ局関係者)

肝心の会場も話題を呼んでいる。

「ソウルにある新羅ホテルが第一候補のようです。ここは日本で言うところの、ホテルオークラのようなクラシックホテル。若者に人気の外資のデザイナーズホテルではないところも、ふたりらしい選択だと思います」(前出・韓国のテレビ局関係者)

一方、『愛の不時着』の舞台となった北朝鮮に目を向けてみよう。北朝鮮でも、作品はまたたく間に噂となり、違法コピーされたDVDやUSBが各地で出回るなど、リスクを冒してまでこのドラマを見ようとする人が相次いだ。しかし、専門家は北朝鮮国民はふたりの結婚のニュースを知らないはずだと分析する。

「北朝鮮でインターネットに接続できるのは、超特権層の中でもごく限られた一部の人だけ。一般の人にまで結婚のニュースが広まるのには、半年以上かかるでしょう。それに2020年に新たに制定された『反動的思想・文化排撃法』という法律では、韓国のドラマや映画を見たり、音楽を聴いたりすると5年から15年の懲役になり、販売するなど情状が重い場合は、死刑にすると明記されました。芸能人の結婚の話などおおっぴらに口にできないのが現実です」(アジアプレス・ネットワーク代表の石丸次郎さん)

輝きを増したふたりをテレビやスクリーンで見ることができる日も近いだろう。

NEWSポストセブンより転用


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