情報抜き取りを懸念か、欧米五輪委「出場選手はスマホ持ち込まないで」
- 国際
- 2022年1月15日
© 読売新聞 北京五輪・パラリンピックの開閉会式会場となる国家体育場「鳥の巣」=伊藤紘二撮影
【北京=田川理恵、ブリュッセル=畠山朋子】2月4日に開幕する北京冬季五輪に出場する選手に対し、スマートフォンを持ち込まないよう欧米の五輪委員会が助言している。個人の機器を通じて情報を抜き取るスパイ行為を懸念した措置とみられるが、中国側は「事実無根」と反発している。
オランダ紙フォルクスクラントは11日、オランダの五輪委が、スマホやパソコンの持ち込みを見合わせるよう選手に求めたと報じた。現地入りする五輪委のスタッフには必要な機器を貸し出すという。ベルギー五輪委も、「義務ではなくアドバイス」として、選手に同様の提案をしている。
英五輪委は「個人情報の尊重」を理由に、希望する選手やスタッフに機器を貸与する。米紙USAトゥデーによると、米五輪委も機器のレンタルや使い捨てを推奨している。
オランダとベルギーの中国大使館は12日、「中国はネットワーク上での機密情報窃取に断固反対している」と表明し、選手に対するサイバー空間でのスパイ行為を否定した。
読売新聞より転用
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