飲酒事故を届け出ず議員辞職へ 国民民主・栃木県連代表の県議
© 毎日新聞 提供 栃木県議選で当選確実の一報を受け、支援者らとバンザイする斉藤孝明氏=宇都宮市で2019年4月7日
国民民主党栃木県連代表の斉藤孝明県議(49)が飲酒後の運転で物損事故を起こしたのに警察に届け出ず、現場を離れていた問題で、斉藤県議が議員辞職する意向を固めたことが10日、関係者への取材で判明した。11日に県議会議長らと面会し、事情を説明する。
斉藤県議によると、6日午前1時半ごろ、宇都宮市内の市道で、運転する車が道路脇の縁石などに衝突したが警察に届けず、車を放置して離れた。約1時間後、現場に戻り警察に飲酒を申告したが、呼気検査ではアルコールは基準値を下回っていたという。斉藤県議は8日に取材に応じ「道義的な責任を痛感しており、有権者におわびしたい」と謝罪していた。
斉藤県議は宇都宮市・上三川町選挙区選出で現在4期目。
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