公衆トイレで全裸に 千葉市の男性職員に停職処分 「緊張感があった」 昨年も下半身露出で処分
千葉市は7日、公園の公衆トイレ内で全裸になったとして、財政局の男性主事(30)を停職3カ月の懲戒処分にした。男性主事は都内の商業施設の男子トイレで下半身を露出したとして、昨年にも減給の懲戒処分を受けていた。同日付で依願退職した。
市人事課によると、男性主事は昨年10月27日深夜、東京都江戸川区の公園で、公衆トイレの個室の外で全裸になった。目撃者が110番通報。男性主事は公然わいせつの疑いで書類送検され、12月16日、東京簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、納付した。
男性主事は当時、仕事後に1人でドライブをしており、同公園に立ち寄った。市の聞き取りに「誰かが来るかもしれないとの緊張感があった。軽率な行動により、家族や職場に再び多大な迷惑をかけ、大変申し訳ない」と反省しているという。
男性主事は2020年12月に都内の商業施設の男子トイレ内で居合わせた男性に下半身を露出したとして、都迷惑防止条例違反容疑で書類送検され、昨年6月、罰金刑を受けていた。同7月に減給10分の1(1カ月)の処分を受け、その際は「日常生活でストレスがあった。今後は社会人として行動を改めたい」と“更正”を約束していた。
市総務部の久我千晶部長は市役所で記者会見し「以前の処分もあり、総合的に判断して停職の処分とした。職員の不祥事で市政に対する信頼を損なった。おわび申し上げる」と謝罪した。
千葉日報より転用
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