【レコ大】エイベックスでは遅咲きDa-iCE 地道な活動実り大賞初受賞
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- 2021年12月31日
5人組ダンス&ボーカルグループ、Da-iCEの「CITRUS」が、大賞を初受賞した。結成10周年の節目に、大きな勲章を手にした。
司会の安住紳一郎アナウンサーから発表されると、メンバーは驚きの表情を浮かべながら、喜びをかみしめた。グループ名は、「DANCE」とサイコロの「DICE」を掛け合わせた造語。メンバー5人にファンを加えた“6面”で形成されるという意味があり、ファンの総称も「6面(ロクメン)」。リーダーの工藤大輝(34)は「6面の皆さんと一緒にとった賞だと思います」。ボーカルの大野雄大(32)も「結成10年。今まで応援してくださった皆さん、全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです」と感謝を伝え、笑顔で受賞パフォーマンスをした。
昨年11月発売の「CITRUS」は、日本テレビ系ドラマ「極主夫道」の主題歌に起用された。4オクターブを誇る大野と花村想太(31)によるツインボーカルの鮮やかな歌声と歌詞が人々の心をとらえ、今年に入ってもヒットが続いた。9月に日本人男性ダンス&ボーカルグループでは史上初となるサブスク1億回再生を突破(現在1・5億回超え)。YouTubeではミュージックビデオが800万回、リリックビデオが2600万回を超えた。
11年に結成されたグループは、数々のアーティストを輩出してきたエイベックスの中では“遅咲き”。渋谷の小さなライブハウスから活動をスタートし、先輩のAAAの全国ツアーでオープニングアクトを務めるなど、地道にパフォーマンスを磨いてきた。
近年は、楽曲制作や役者業などソロ活動も充実。昨年は、アニメ「ONE PIECE」の主題歌、今年は「仮面ライダーリバイス」の主題歌を担当し、ファン層も広がっている。平均年齢31・6歳。レコード大賞を勲章に、脂が乗るのはまだまだこれからだ。【大友陽平】
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