GMOインターネットグループの熊谷代表がツアー主催を辞退 JLPGAの通達に反発
- 政治・経済
- 2021年12月21日
GMOインターネットグループの熊谷正寿代表が、来季の国内女子ツアーの主催から撤退を表明した。19日に自身のツイッターで「来年の主催は正式に辞退しました。今年は賞金総額1億円、来年は2億円で申込みしていました。2023年は女子ツアー最高額の3億円で主催し、結果としてTV&ネット視聴率も最高にするつもりだったので心から残念です」と投稿した。
同代表は14日に更新したツイッターで日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)からインターネット放送は有料しか認めないとの通達があったことを明かした上で「「GMOは『有料』のインターネット放送のために、数億円もの主催者コストを負担できません。有料放送だけなら主催者を降ります」と撤退を示唆していた。同社は今年7月に行われた「GMO&サマンサカップ」を主催し、来季も継続する意向だった。
また、この日は「テレビ視聴率が下がり続けてる状況で、インターネットを有料だけにしてたら、子供達はどうやってそのスポーツを見たら良いのかな? 女子プロゴルフ協会は、歴史的に誤った判断をしていると思う」ともツイート。同社のほか、今季実績でインターネットで無料放送を行っていた主催者はほかにもおり、GMO一社だけの問題ではない。今後は波紋が広がりそうだ。
東スポWebより転用
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