エリザベス女王が車を運転 健康不安和らぐ
- 国際
- 2021年11月2日
© Alastair Grant / POOL / AFP 英ロンドン西郊のウィンザー城で開催された世界投資サミットのレセプションに出席するエリザベス女王(中央)とボリス・ジョンソン首相(左)(2021年10月19日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】エリザベス英女王(Queen Elizabeth II、95)が1日、ウィンザー城(Windsor Castle)で車を運転したことが、現地メディアにより報じられた。女王は、英国で開幕した国連(UN)気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を医師の助言により欠席することを決めていたが、運転姿を見せたことで健康不安説が和らいだ形となった。
© Jonathan Brady / POOL / AFP 英ロンドンのバッキンガム宮殿を訪れた日本の林肇駐英大使(中央)と、ウィンザー城からオンラインで面会するエリザベス女王(右、2021年10月19日撮影)。
英大衆紙サン(Sun)は、愛犬のコーギーを運ぶのに使っている緑色のジャガー(Jaguar)製ワゴン車に一人で乗る女王の写真を掲載した。
女王はグラスゴーで開催中のCOP26を、体調を理由に欠席。女王の健康問題が公表されるのは異例のことだった。
英王室は10月下旬、女王が「予備的な診察」のために病院を訪れ、そのまま一晩入院したと発表。女王はその後すぐに公務を再開し、来客とはオンライン形式で面会していた。
© Tolga Akmen / AFP 英ロンドンのバッキンガム宮殿の外から様子を伝える報道陣(2021年10月22日撮影)。
しかし王室は、女王が医師から「安静にするよう助言」を受けたことから、1日夜にグラスゴーで開催されるCOP26のレセプションへの出席を取りやめたと発表。その後、「少なくとも」あと2週間は休養を続けると説明していた。
ボリス・ジョンソン(Boris Johnson )英首相は先週末、女王の体調は「非常に良好」だと述べている。COP26のレセプションでは、女王が事前に収録したビデオメッセージが流される予定。
AFPBB Newsより転用
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