羽生は3連覇ならず?=米データ会社がメダル予想―北京五輪
- スポーツ
- 2021年10月28日
【ロンドン時事】米国の大手データ会社グレースノート社は、北京冬季五輪の開幕100日前に合わせ、各国・地域のメダル獲得数予想を公表した。日本は金3、銀4、銅6の計13個。フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)は銀に挙げられ、2014年ソチ、18年平昌に続く3連覇を逃すと予想された。
金メダル予想は、ノルディックスキー・ジャンプ女子で平昌大会銅の高梨沙羅(クラレ)、スノーボードの男子ハーフパイプで3月の世界選手権覇者の戸塚優斗(ヨネックス)、女子ビッグエアの鬼塚雅(星野リゾート)。日本勢が雪上競技で頂点に立てば、1998年長野大会以来24年ぶりとなる。
平昌大会でスピードスケート女子500メートルを制した小平奈緒(相沢病院)は同種目で銀、1000メートルで銅。高木美帆(日体大職)は世界記録を持つ同1500メートルで銅に挙げられた。ノルディックスキー複合男子の渡部暁斗(北野建設)は3大会連続の銀。フィギュア男子で平昌銀の宇野昌磨(トヨタ自動車)は一つ順位を下げて銅とされた。
18年以降の主要大会の結果などを分析して予想され、ノルウェーが国・地域別でともに最多の金22、計44個。開催国の中国は金4を含む計6個となった。グレースノート社は、新型コロナウイルスの影響でアジアの多くの選手が主要大会への参加を見送ったためデータが不足し、過小評価されている可能性があるとしている。
時事通信社より転用
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