なぜ新庄監督? 日本ハムと稲葉氏に交渉難航説
- スポーツ
- 2021年10月23日
日本ハムの次期監督候補に新庄剛史氏の名前が浮上し、激震が走っている。
これまで日本ハムの後任監督としては、球団OBで今夏の東京五輪で金メダルに輝いた侍ジャパン・稲葉篤紀氏が既定路線。実際、球団サイドも稲葉氏との交渉を水面下で進めていた模様だ。しかし、ここにきて状況が急変。日本ハムと稲葉氏との間で条件面での折り合いがつかず、交渉は進展していないという。
もともと日本ハムはフロント主導のチーム作りをしており、コーチ人事を含めたチーム編成などに、これまでの現場の監督は決定権がなかった。日本ハムの場合は誰が監督になるにせよ、こうした事情を分かった上で監督に就任してきたわけで、球界関係者の間では「編成権がなく球団のいいなりでは、誰も監督をやりたがらない」といわれていたのだが…。稲葉氏との交渉が進まないのはそんな側面もあるとみられる。
そこへ新庄氏だ。これまで思わせぶりな言動で監督就任への意欲をチラつかせてきたが、日本ハムの後任監督がなかなか決まらないことで「ありえない」存在から候補として急浮上。球団が提示したすべての条件をのむというのなら、稲葉氏から方針転換する可能性もでてきた。
一方、球界内には「新庄の名前が出てきたことで、むしろ稲葉との交渉が進むかもしれない」との声もある。もちろん「稲葉破談→新庄監督誕生」の可能性も十分にありそうだが、果たしてどうなるか。
東スポWebより転用
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