伊藤美誠、小学校の卒業文集で「オリンピックに出て優勝したい」と記していた
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- 2021年7月27日
© スポーツ報知/報知新聞社 金メダルを獲得し表彰式で笑顔を見せる(左から)水谷隼、伊藤美誠のペア(カメラ・竜田 卓)
◆東京五輪 卓球混合ダブルス決勝 水谷隼、伊藤美誠4(5―11、7―11、11―8、11―9、11―9、6―11、11―6)3許シン、劉詩ブン(26日、東京体育館)
新種目の混合ダブルスで水谷隼(32)=木下グループ=、伊藤美誠(20)=スターツ=組が金メダルに輝いた。決勝で許、劉詩組(中国)を4―3で撃破した。ゲームカウント0―2からの大逆転。同郷で12歳差の“みまじゅん”ペアが、日本卓球界初の金メダルの悲願を成し遂げた。
伊藤は小学校の卒業文集で「オリンピックに出て優勝したい」と記していた。12年ロンドン五輪を現地で観戦。女子団体が銀メダルを獲得した瞬間を目の前で見た。「それを見て、私は2016年には出場して、2020年には団体優勝、個人戦で優勝したいと思いました」とつづっていた。
15歳だった16年リオ五輪では出場どころか、団体で史上最年少のメダリストとなった。そして、種目は違っても「五輪で優勝」の目標を成し遂げた。伊藤は3冠を目標に掲げて今大会に臨んだ。女子シングルス、女子団体も控える。12歳で描いた夢を超える結果へ、残り2種目も駆け抜ける。
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