「ドラゴン桜」最終回 瞬間最高視聴率は22・7% 山下智久サプライズ“出演”場面も
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- 2021年6月28日
俳優の阿部寛(56)が主演を務めたTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)の最終回(第10話)が27日に15分拡大で放送され、平均世帯視聴率は20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。前回第9話(6月20日)の15・4%から大幅5・0ポイント増で、一気に初の大台超え。番組最高を更新し、有終の美を飾った。16年前の前作最終回20・3%も上回った。東大専科の合否、予告されていた“最強助っ人”登場に注目が集まった。
続編レギュラーの長澤まさみ(33)に続き、最終回は小池徹平(35)&中尾明慶(32)&紗栄子(34)、声だけながら山下智久(36)、新垣結衣(33)の順に前作生徒役キャスト6人が次々に登場し、揃い踏み。サプライズの連続に、SNS上は騒然となった。
瞬間最高視聴率は午後9時56分、9時58分、9時59分の22・7%。前作生徒役の山下が声でサプライズ出演した場面(午後9時58分)も含まれた。
初回14・8%、第2話13・9%、第3話12・6%、第4話14・3%、第5話13・8%、第6話14・0%、第7話14・4%、第8話14・6%、第9話15・4%と好調に推移。最終回は東大専科の成績のごとく爆上げとなった。
阿部が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開された。
阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。長澤が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得した。続編はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招き、幕を開けた。
最終回は、共通テストを終え、瀬戸(高橋海人)は合格には非常に厳しいライン、藤井(鈴鹿央士)も思うように点数を取れず、文系への転向を余儀なくされた。東大専科から離脱した瀬戸に、桜木(阿部)は“あること”を告げるのだが…。そして、藤井も一世一代の大勝負に出る。それぞれの決意を胸に、共通テストの結果発表の日がやってくる。2次試験へ全力を尽くす生徒たちの日々が続き、桜木は“とある秘策”を提示。一方、学園買収には教頭の高原(及川)が関わり、坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)も加担。桜木は東大受験と買収劇をダブル大逆転に導けるか?…という展開だった。
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