内藤哲也、オーカンに圧勝で完全復活を宣言「ここから一気にトップに突っ走って見せますよ」
- スポーツ
- 2021年4月27日
◆新日本プロレス「Road to レスリングどんたく2021」大会 ▽スペシャルシングルマッチ60分1本勝負 〇内藤哲也(27分05秒 デスティーノ→片エビ固め)グレート―O―カーン●(26日、広島・広島サンプラザホール、観衆1111人)
メインイベントのスペシャルシングルマッチで今シリーズを通じて学歴にまで言及する舌戦を展開してきた内藤哲也(38)とグレート―O―カーン(29)が激突した。
3月4日に行われた「ニュージャパンカップ」1回戦でオーカーンにレフェリーストップ負けを喫して以来、「ヤングライオン以下」などと挑発されてきた内藤は抜群のインサイドワークで試合をリード。終盤、オーカーンの大空スバル式羊殺しからのTTDとたたみかけれたが、とどめのエリミネーターをデスティーノで切り返すと、最後には正調のデスティーノがさく裂。3カウントを奪った。
試合後、大の広島カープファンの内藤はマイクを持つと「ホームでの勝利を逆転の内藤哲也のきっかけにしたいと思います」と宣言。最後は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハ・ポン!」と大会を締めくくった。
バックステージでも「帝国の支配者という名前のユナイテッド・エンパイアの広報さん。俺は言っておくけど、広報さんをバカにしてないよ。あれだけ堂々とリング上で広報活動をできる人はなかなかいないよ」と“変化球発言”でオーカーンをたたえた上で「それに彼はレフェリーストップとはいえ、間違いなく俺に勝っているからね。実力も間違いないでしょう。だからこそ俺は逆転の内藤哲也のきっかけに彼を指名したんだ」と続けた。
「前回は俺のホームである広島でベルト統一阻止を大声で叫んだんだけどね。皆さまに結局、ウソをついてしまったことになってしまった。今回、逆転の内藤哲也を実現させなかったら、また、広島のお客さまにウソをついたことになってしまうからね。広島で宣言したこと、しっかり守りますよ。今日の勝利を逆転の内藤哲也のきっかけにしてみせるよ。今年の年末あたりに振り返った時、『ああ、あの広島のオーカーン戦が逆転の内藤哲也のきっかけだったね』って言ってもらえるように、ここから一気にトップに突っ走ってみせますよ」と完全復活を宣言していた。
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