池江璃花子54秒30全体1位で準決へ 100自予
- スポーツ
- 2021年4月7日
<競泳:日本選手権兼東京五輪代表選考会>◇7日◇東京アクアティクスセンター◇女子100メートル自由形予選
東京オリンピック(五輪)代表に内定した池江璃花子(20=ルネサンス)が、予選3組6レーンに登場した。54秒30で同1着だった。全体トップで午後の準決勝に進出した。
池江は4日に女子100メートルバタフライで57秒77を出して優勝。400メートルメドレーリレー派遣標準記録を突破して、五輪代表に内定した。2月に同種目を泳いでから1秒67もタイムを短縮する驚異的な泳ぎを見せた。大目標は24年パリ五輪だったが、その途上にある東京五輪に手が届いた。
レース後は大粒の涙を流して「優勝できるとは思っていなかった。本当にもう言葉にできない」と喜びを口にした。その上で、100メートル自由形に向けて「あと3本残っているので気を抜かずに頑張りたい」と話していた。
100メートル自由形は、派遣標準記録が53秒31。400メートルリレーの代表選考も兼ねており、リレー派遣標準記録は54秒42。もともと池江にとってリレーメンバー4人に入ることが最も代表に近いと目される種目だった。池江自身も、大会前の2日には「1フリ(100メートル自由形)はいろんな意味で楽しみな種目」と口にしていた。
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