大谷、開幕戦試合前に投手調整 70~80m遠投も
- スポーツ
- 2021年4月2日
エンゼルス大谷翔平投手(26)が1日(日本時間2日)、ホワイトソックスとの開幕戦の試合前に、キャッチボールなどで投手調整を行った。約15分間、壁当てを行った後、キャッチボールを開始。70~80メートルの遠投も行い、順調な調整ぶりを見せた。
オープン戦の最終登板となった3月29日(同30日)のドジャース戦では、右手中指のマメの影響により、3回途中で降板。マドン監督は、右手の状態について「大丈夫だ。全く問題ない」と現状を明かした。3日後の4月4日にはホワイトソックスを相手に今季初登板が予定されているが、影響はなさそうだ。
オープン戦では4試合の登板で投球イニングは10回1/3だった。球数は4試合目のドジャース戦の63球が最も多いが、エ軍の先発投手陣と比べて少ない球数でシーズン前の調整登板を終えた。マドン監督は4日のホワイトソックス戦で大谷に球数制限を設けることについて、「球数の制限はないが、例えば75球、80球、90球、彼がどういう投球をしているか、注意深く見て、判断する」と話した。
大谷はホワイトソックスとは3月13日のオープン戦で1度対戦し、2回1/3を投げ、6安打5失点の内容だった。21日のパドレス戦ではメジャーで自己最速の101・9マイル(約164キロ)をマーク。投手でわずか2試合の登板に終わった昨年の雪辱へ、今季初登板が注目される。勝利となれば、18年5月20日のレイズ戦以来、1050日ぶりの白星となる。
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