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綾瀬はるか、東日本大震災ドラマに主演「被災者への思い」と「自身の10年」


綾瀬はるか 撮影/伊藤和幸© 週刊女性PRIME 綾瀬はるか 撮影/伊藤和幸

私自身もこのドラマをやらせていただくことによって、現地はどうなっているか、現地の方はどのように感じているかを知り、驚いたことや苦しくなったことがいっぱいありました

忘れちゃいけない、忘れなきゃいけない

東日本大震災から10年。スペシャルドラマ『あなたのそばで明日が笑う』が3月6日、放送される。舞台は宮城県石巻市。あの日、津波で行方不明になった夫・高臣(高良健吾)を復興住宅で待ち続けている蒼(綾瀬はるか)は今でも毎朝、夫の朝食を用意し続けている……。

「“忘れちゃいけない”“忘れなきゃいけない”“前を向かないといけない”という固定概念の中で、自分が思ってしまう素直な気持ち。蒼のように震災で大切な人をなくした経験とは全然違うけど、“これでいいんだ”と思えるまでに時間がかかってしまうところは、似ているなと思いますね。私自身も結構ぐるぐる考えちゃうタイプなので」

夫の愛していた書店の再開を決意し、建築士・瑛希(池松壮亮)とやりとりを重ねる中で、蒼は再び微笑みを取り戻していく。

「大事な人を失ったという現実。それを受け入れる中でも、忘れようとするんじゃなくて、悲しみさえも自分の中に取り込んで、そこからまた前に進む力に変えていく。たぶん、人それぞれいろんな悩みや苦しみがあると思うけど、たとえ時間がかかっても、受け入れながら前に進むことで、明日につながっていく。そんな前向きな作品です。そして、“そうやって前を向いて頑張っている人たちがいるんだな”と、震災被害にあわれた方々に少し寄り添ってもらえたらいいなと思いますね」

中学生の母親役に「いいものだな〜」

息子の六太(二宮慶多)は、中学生。震災当時の記憶はあいまいで、父親や震災について語ることを避ける蒼へのモヤモヤが消えない。『義母と娘のブルース』(’18年)でも母親役は演じているが、今作では実子。かつビミョウな距離ができてしまっている間柄。母親を演じるうえでの苦労を尋ねると、

「大変っていうより、いいものだな〜と感じる気持ちのほうが強かったです。息子とはいえ他人というか、別の個人。反抗期には“本当に何を考えているかわからない‼”とか、いろいろあると思うんですけど、そこをあきらめずに向き合っていったときに、心が通い合ううれしさみたいなものは、やっぱり計り知れないんだろうなと思いましたね。あと、やっぱり家族っていうところで、お互いに愛情があって。なんかそういう相手を思いやる絆みたいなものも、いいな〜って思いました」

この10年での女優としての成長については、どう感じているのだろう?

「自分自身では成長してるのかどうかは謎なところではありますが(笑)、逆に年齢を重ねることによって経験も増えるぶん、“こういうものだ”みたいな、自分の中の決まり事が増えることは、あまりよくないことでもあるのかな、と思ったりもします。そして“自分はどういう人間なのか”がちょっとずつわかってきたっていうのはあるかもしれないですね。縛りは作らず、やっぱり自由で‼ そんなふうに歩んでいきたいなと思っています

話しかけづらいかと思いきや

 鬱々とした気持ちになることも多かった、と今作の撮影を振り返った綾瀬。インタビュー中に、いちばんの笑顔がこぼれたのは、共演の池松壮亮についての質問だった。

「池松くん、ちょっと年下ですけど、年がすごく離れているわけじゃないので。役について話すこともあったけど、でもけっこうたわいない、ちょっとバカみたいな話をしてましたね(笑)。フフフ。池松くん、寡黙だから一見話しかけづらいのかなと思いきや、みんなにいじり倒されていて。最終的には突っ込まれ役になっていました(笑)

『あなたのそばで明日が笑う』

3/6(土)夜7時30分〜

(NHK総合・BS4K)

スタイリング/山本マナ ヘアメイク/中野明海 衣装協力/e.m.

週刊女性PRIME [シュージョプライム]より転用


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