木村拓哉、芦田愛菜とアドリブ合戦…「タウンワーク」新CM
- エンタメ
- 2021年3月4日
俳優の木村拓哉(48)と女優の芦田愛菜(16)が初共演する、リクルートジョブズの地域密着型求人メディア「タウンワーク」の新テレビCMシリーズ第1弾、「リビング」篇が6日から全国でオンエアされる。
ふたりが本人役で登場する同CMの舞台は、ある映画の撮影現場。セットのリビングで過ごす休憩時間のなごやかなムードが、木村の「あるひと言」によって一変してしまう。
「友だちがタウンワークでバイトを探していて…」という芦田が何気なく振った話題に、木村は意外な言葉を返してくる。それは「えっ、タウンワークって何?」。
自分たちの世代では常識である、便利な求人メディアを木村が知らないことにびっくりの芦田。すぐさま会話を切り上げようとするのだが、木村がなおも食い下がってきて…。
CMは、「タウンワーク」を「知っている」のに教えてくれない愛菜ちゃんの塩対応と、「知らない」キムタクのらしからぬ困惑ぶりが見どころの、ユニークな内容となっている。
芸能界のレジェンドと若手が、その立場を逆転させて繰り広げる微妙な掛け合いで笑わせる本作だが、実は交わされたセリフのほとんどがアドリブ。
芦田は「あんまり(木村に)教えたくない感じでいいんですよね?」など、求められるイメージをしっかりと作り上げ、即興のやりとりに備えた。
一方、木村は「タウンワークを知らない自分」を演じるために、わざと間違ったイントネーションでのセリフまわしを数種類も練習。そうとは知らないスタッフから“間違い”を指摘されると、「知っています!知らない設定だからいろんなパターンがあっていいかなって!」と間髪入れずに切り返し、現場を笑いで包んだ。
さらに木村が「タウンワーク」とは何かについて、「新しいトレーニング?」「住宅情報?」などと想像を巡らせる様子をアドリブで披露すると、演技力に定評のある芦田もそのバリエーションの豊かさには感心しきり。カットがかかり、芦田から「ありがとうございます。たくさん話していただいて」と感謝されると、「(やりとりを)膨らませろよ~」と笑顔でツッコんでみせた。
撮影終了後、自分が生まれる前からトップスターだった木村との共演に、思わず「緊張した~」と本音をもらす芦田に、「スタッフみんなが『愛菜ちゃん!愛菜ちゃん!』って、俺のところには誰も来ないんだよ」と自虐ネタで応じた木村。最後まで現場を和やかな空気に包み、ベテランの余裕をみせた。
CMは、15秒、30秒バージョンの2作を同時にオンエア。ふたりの掛け合いの内容も違うので要チェックだ。
タウンワーク公式YouTubeチャンネルでは、本作のメイキング動画や、制作が進行するCM第2弾「地下鉄」篇の情報も先行公開中。これまでなかった演技派ふたりの共演による、ユルいバトル?が今後どんな展開をみせるか興味津々だ。
報知新聞社より転用
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