小豆署元警部減給 監禁傷害容疑
小豆警察署で課長を務めていた元警部が交際していた女性の住宅にベランダから侵入し、結束バンドを使って女性を監禁したとして、懲戒処分を受けていたことがわかりました。
懲戒処分を受けたのは小豆警察署で生活安全・刑事課長を務めていた40代の男性元警部です。
捜査関係者によりますと、元警部は課長に着任する前の去年10月ごろ、当時、交際していた女性警察官が暮らす集合住宅の1室にベランダから侵入し、帰宅してきた女性の手を結束バンドで縛って軽いけがをさせたということです。
元警部には妻子がいるということで、ことしに入って女性が申し出たことで事件が発覚し、元警部はことし10月、逮捕監禁傷害と住居侵入の疑いで書類送検されるとともに、半年間、給料の1割を減額する懲戒処分を受けたということです。
元警部は、課長の職を解かれるとともに巡査部長に降格したということで、検察は先月この元警部を不起訴処分にしたということです。
警察庁の指針では、職務執行上の行為に関わる懲戒処分や私的な行為に関わる停職以上の懲戒処分などは公表することになっていますが、香川県警察本部は、勤務時間外に起きた男女間の問題であることなどを理由に公表をしていませんでした。
県警察本部監察課は「部下を指導する立場の幹部職員がこのような処分を受けて誠に遺憾です。職員への指導を徹底し、再発防止に努めます」と話しています。
NHKニュースより転用
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