流通経大柏が3回戦進出 関西学院降す 全国高校ラグビー
- スポーツ
- 2020年12月30日
第100回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教委主催)は30日、東大阪市花園ラグビー場で2回戦16試合。流通経大柏(千葉)が関西学院(兵庫)を26―7で降し、3回戦に進んだ。
流通経大柏は1月1日の3回戦で常翔学園(大阪第3)と対戦する。
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流通経大柏・相亮太監督 スクラムで相手を崩せた。セットプレーがキーだった。(1回戦からプレーの精度が高まり)1回の試合でこれだけ変わるのだから、高校生はわからないですね。スクラムがいい感じに組めていたから、バックスはもっといいアタックをできたはず。ラインアウトからトライできればさらに良かった。3回戦の常翔学園(大阪第3)は西の力のあるチーム。ディフェンスにまだまだ少しずれがあるのでそこを修正し、自分たちのラグビーをしたい。一戦一戦、修正しながら成長していきたい。
関西学院・安藤昌宏監督 完敗だった。流通経大柏の選手は体が大きく、予想以上に当たりが強かった。スクラムやラインアウトでプレッシャーが強く、フォワードでやられてしまった。前半は滑り出し良く先制できたが、後半は相手陣になかなか行けず苦しかった。前半のチャンスでもう1本トライを取れていたら流れが変わっていた。ただ、サイズ差はあっても、低いタックルやモールなど練習していたことは出せたので、選手たちはやり切ってくれたと思う。
関西学院・平生翔大主将 相手フォワードのフィジカルが強かった。重いスクラムでプレッシャーをかけられてボールをキープできず、ラインアウトも確実にボールを取られた。雨でボールが滑り、パスミスやキャッチミスも出てしまった。前半のモールからのトライは、フォワードで練習してきたことが出せたので良かった。ディフェンスも頑張ったが、後半の途中から押された。夢の舞台だった花園でラグビーができて楽しかったが、もう少し長く試合がしたかった。1、2年生にはこの悔しさを思い出して、必ず花園に戻ってきてほしい。
毎日新聞より転用
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