桂南光 古希迎え全国21カ所で独演会ツアー「しゃべれる時にしゃべっておこうと」
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- 2020年12月9日
© デイリースポーツ 古希を記念した独演会を開催する桂南光=大阪市・動楽亭
落語家の桂南光が8日、69歳の誕生日を迎え大阪市の寄席・動楽亭で会見を開き、2021年に古希を記念した独演会を開催すると発表した。1月17日の京都・南座を皮切りに、6月26日の大阪松竹座まで21カ所での公演を予定している。
南光は、2011年に開催した南座での還暦記念公演が心に残っているといい「古希なので、南座さんがやってくださると。南座だけでいいんですけど、残り少ない噺(はなし)家人生でしゃべる機会もどんどん減ってくると思うので、しゃべれる時にしゃべっておこうと思って」と、半年間に及ぶ独演会への意気込みを語った。
60歳からの10年間で「自分が噺家になったという気がしました。自分のネタと思えるものがいくつかできた」と自負する。全国を回る独演会ツアーでは、還暦から古希までに磨き上げた「火焔太鼓」「上州土産百両首」が中心になる。
1970年(昭和45)に、故桂枝雀さんに入門。半世紀の落語家人生を「ずっと噺家を続けるつもりはなかった。10年目くらいの時に一度辞めようかと思ったが、辞めてしまうと師匠と縁が切れてしまうし…ズルズルやってきて50年。運がいいとしか言えません」と振り返った。
考え方や価値観、接し方は、99年に亡くなった枝雀さんから学んだという。「師匠はいないけど、いてはるのと同じような思いで今もいます。師匠ならおそらくこう考えられるであろう…と感じられる」としのんだ。
名跡の「枝雀」襲名について「たぶんうちの一門は継がないし、継げない。息子の(桂)りょうば君が継ぐだろう」とした。「米團治さんが米朝の師匠の名前を継いでいるので、米朝は空いているわけですよね?私が継ぐなら米朝ですか」とジョークを飛ばし、即座に「それはありえませんので。うかつに言うと、ざこばさんが激怒する」と打ち消していた。
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