ヤンキースが田中を慰留すべきか否か…米メディアで意見が真っ二つ「もう先発1~3番手の投手じゃない」「3、4番手で十分」
- スポーツ
- 2020年11月6日
FAとなった田中将大投手(32)をヤンキースが慰留すべきか否かで、米メディアの意見が真っ二つに分かれている。米放送局SNYの番組「ダグス・ダイアリー」は4日、それについて討論。司会のウィリアムズ氏は、総額1億5500万ドル(約161億2000万円)の7年契約を満了した右腕とたもとを分かつべきだと主張した。
「もう先発ローテ1~3番手の投手ではない。4、5番手ならば、イニング数をこなせる投手は他にもいる。2017年から年間190イニングに到達していない。年齢はいっていないが、今年はポストシーズンでもつまずいた(2試合とも5回途中でKO)。もっと値段が安く、よりローテにフィットする選択肢は他にある」
これに対し、地元ラジオ局WFANのマーティ記者は「慰留したい。先発1、2番手である必要はなく、3、4番手で十分。今季のポストシーズンはともかく、全体的な数字は秀逸で、私ならば大舞台でボールを渡すことに恐れはない。FA市場を見渡せば、ニューヨークでプレー経験がない投手より田中で手を打つべきだ」と反論した。
他に残留を予想する声としては、放送局MASN(電子版)が「日本からヤンキースと契約した際、大方が予言したスターには一度もなれなかったが、右肘靱帯(じんたい)の部分断裂を抱えながら、頑丈で信頼できる先発投手を7年間務めた。たぶんヤンキースは残留させたいだろうから、他球団が獲得するにはそれなりの金額が必要だろう」と報じた。
3日のMLBトレードルーモアズも、田中がヤンキースと3年総額3900万ドル(約40億6000万円)で再契約すると予想している。
中日スポーツより転用
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