米各地で反トランプデモ、最高裁判事の保守派指名に抗議
- 国際
- 2020年10月19日
米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたドナルド・トランプ大統領に抗議するデモ(2020年10月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国各地で17日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に抗議する街頭デモが行われ、女性を中心に数千人が集まった。参加者の多くはピンク色の帽子をかぶり、トランプ氏が連邦最高裁判事に保守派を指名したことに強く抗議した。
主催者らによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で規模は小さかったものの、国内のさまざまな都市でデモに参加する人の姿が見られた。
ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、フロリダ州フォートローダーデール(Fort Lauderdale)などで430余りのデモ行進が行われ、10万人を超える人が参加したという。
11月に大統領選を控えるなか、参加者らは、先日死去し、女性やリベラル派の象徴だった最高裁判所判事のルース・ベイダー・ギンズバーグ(Ruth Bader Ginsburg)氏に弔意を示し、また、トランプ氏が後任に保守派のエイミー・コニー・バレット(Amy Coney Barrett)氏を指名したことに抗議した。
バレット氏は自身が敬虔(けいけん)なカトリック信者であることを認めており、リベラル派などの間では、上院が同氏を承認すれば最高裁で保守派が絶対多数となり、人工妊娠中絶の権利を認めた従来の判断を覆しかねないとの懸念が浮上している。
【翻訳編集】 AFPBB News
一言コメント
選挙戦にも影響しそうだ。
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