フィギュアGPスケートカナダ中止 現地感染者急増
- スポーツ
- 2020年10月15日
宮原知子(2019年3月29日撮影)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダが、新型コロナウイルスの影響で急きょ開催中止になったことが14日、カナダ連盟から発表された。
国際スケート連盟(ISU)からは今月1日、確定した出場選手リストとともに、首都オタワで同30、31日に行われる計画で発表されていたが、会場があるオンタリオ州の感染者数が急増し、28日間の施設閉鎖や屋内スポーツイベントの禁止措置が取られたため、主催者側が実施を断念に転じた。 GPシリーズ全6戦のうち中止が決まった大会は初めて。
日本勢は、同国を拠点に練習している女子の宮原知子(22=関大)とペアの三浦璃来(18)木原龍一(28=ともに木下グループ)組が名を連ねていた。
変則開催の今季は「1人1大会」に登録が限定されており、中止の影響で、来年への延期が決まったGPファイナル(北京)進出者選考をはじめ、今後の状況がさらに流動的となった。 海外の選手では、トロントのクリケットクラブを拠点とする男子のジェーソン・ブラウン(米国)チャ・ジュンファン(韓国)や、女子のエカテリーナ・クラコワ(ポーランド)がエントリーしていた。
クリケットの同門で、昨季大会の男子を制した羽生結弦(25=ANA)は、感染症対策のため今季のGPシリーズを欠場すると8月に表明している。
一言コメント
スケート界への影響も大きすぎる。
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