前米大統領顧問や記者3人も、ホワイトハウスで集団感染か
- 国際
- 2020年10月4日
ホワイトハウス内で勤務する政権当局者や記者が相次ぎ新型コロナに感染している
(CNN) ケリーアン・コンウェイ前米大統領顧問は2日夜、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを明らかにした。軽いせきなど症状は重くなく、気分は良いとしたが、医師と相談し隔離措置に入ったとツイッターで述べた。
同氏は先月26日、トランプ大統領が米連邦最高裁判所の新たな判事を発表したホワイトハウスでの行事に出席していた。
この行事に列席し、陽性反応が確認された政権の中枢人物や政治家らは6人目となった。トランプ大統領夫妻に共和党の上院議員2人、ノートルダム大学学長が含まれる。
この行事ではマスク着用や一定の対人距離の保持の行動もまれだったとされる。CNNの取材によると、会場の椅子の間隔も新型コロナ対策で勧められる6フィート(約1.8メートル)に達しなかったとみられる。
一方、米ホワイトハウス記者会は2日、記者3人が新型コロナの陽性反応を示したと報告した。会員へ電子メールで連絡した。
トランプ氏や他のホワイトハウス職員の感染などを踏まえ、ホワイトハウス詰めの多数の記者が診断結果を待ちながらも自主隔離の措置に応じているともした。ただ、他の全ての記者は陰性反応を示したとも明かした。
ホワイトハウスでは2日朝、職員1人の新規感染が確認された。同所では記者と報道担当職員らが狭苦しい場所で居合わせる機会もあり、密接な接触が生じてもいる。
感染した記者の1人は先月26日、ホワイトハウスで取材した後にトランプ氏に同行し、ペンシルベニア州の政治集会へ大統領専用機で向かっていた。症状を覚えたのは1日だったという。 トランプ氏がメラニア夫人を含めた陽性反応を発表したのは2日未明だった。
一言コメント
ホワイトハウスでクラスターとはシャレにならない。
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