桐生祥秀、10秒27で6年ぶりの100m王者「決勝は流れ関係なく勝ちきることが大事。勝てて良かった」
- スポーツ
- 2020年10月3日
10秒27で優勝した桐生祥秀(右は多田修平)
◆陸上 日本選手権・第2日(2日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
男子100メートルは桐生祥秀(24)=日本生命=が10秒27(速報値)で、2014年大会以来、6年ぶり2度目の優勝を飾った。今季は初戦となったセイコーゴールデングランプリ(8月23日、国立)予選で10秒09、翌週のナイトゲームズ・イン福井で10秒06と、10秒0台を連続で記録。今大会は予選、準決勝と10秒2台だったが、しっかりと組1着を確保し「出るからにはしっかりいく」と、力強さを日本一決定戦の舞台でも披露した。
同会場は洛南高2年の全国高校総体で4位に終わるなど「全然いい思い出じゃなかった」というが、6年ぶりの日本一で「いい思い出」に塗り替え、来年の東京五輪に弾みをつけた。
桐生祥秀「まずは6年ぶりに優勝できて良かった。勝ち切れて新潟がいい思い出になりました。横を見て、タイムは速くなかったですけど、来年戻ってくる時はいいタイムで帰ってきたい。決勝は流れ関係なく勝ちきることが大事。勝てて良かった。お客さんがいる時、テレビの皆さんが見てくれていたとしても会場にいると盛り上がる。コロナが落ち着いて満杯となる中で走りたい」
一言コメント
久々のジェット桐生だった。
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