錦織「チャンスあった。悔しい」 3時間53分の死闘、世界74位に惜敗で2回戦敗退<全仏オープン>
- スポーツ
- 2020年10月1日
全仏オープン

3時間53分の死闘の末に惜敗した錦織圭[写真/ゲッティイメージズ]
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位の錦織圭は同74位のS・トラヴァグリア(イタリア)に4-6, 6-2, 6-7 (7-9), 6-4, 2-6のフルセットで敗れ、6年連続7度目の3回戦進出とはならなかった。3時間53分の死闘の末に力尽きた錦織は会見で「チャンスはあった。悔しい」と語った。
この日、錦織は第2セットを取ってセットカウント1-1に追いつき、第3セットでは3本のセットポイントを握るも、このチャンスを逃す。
その後、第4セットを取った錦織だったが、ファイナルセットではゲームカウント1-5と崖っぷちに立たされる。第7ゲームはブレークバックしたが、第8ゲームで再びブレークを許し、2回戦敗退となった。
復帰後4大会目となった全仏オープンについて、錦織は「今までで1番よかった。これまでのいい時には全く達してないですけど、感覚としては1番いい試合。リズムだったり感覚がつかめていれば、勝てた試合だった。どんどん試合をこなしていくしかない」と敗戦を喫すも手応えを得ていた。
「結果はなんでもよかった。5セットも2回できたので、よかったと思います」
一方、勝利したトラヴァグリアは3回戦で第2シードのR・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは2回戦でM・マクドナルド(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
一言コメント
日本勢にとっては厳しい結果になった。
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