西岡良仁は元王者マレーに惜敗で全米OP初戦敗退、MP握るも4時間半超え死闘の末に力尽きる<男子テニス>
- スポーツ
- 2020年9月2日
全米オープン
元世界ランク1位のアンディ・マレーに惜敗し、初戦敗退となった西岡良仁[写真/ゲッティイメージズ]
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク49位の西岡良仁は元世界ランク1位で2012年の同大会覇者であるA・マレー(イギリス)に6-4, 6-4, 6-7 (5-7), 6-7 (4-7), 4-6の逆転で敗れ、惜しくも2年連続3度目の初戦突破とはならなかった。
この日、西岡は四大大会3勝を誇るマレーと序盤から激しい打ち合いを披露。第7ゲームではミスを誘い出してマレーのサービスゲームを破ると、第1セットを先取。
第2セットに入っても好調の西岡はゲームカウント4-0とリード。第6ゲームはブレークバックを許したが、その後もネットに出るマレーに対してパッシングショットを決めるなどでセットカウント2-0と勝利へ王手をかける。
第3セット、西岡は第1ゲームでブレークする好スタートを切ったが、第6ゲームでは最後ダブルフォルトを犯してゲームカウント3-3に追いつかれると、タイブレークの末にセットカウント2-1とする。
第4セットは西岡が第12ゲームでマッチポイントを握るも、マレーの強烈なサービスに押されてチャンスを逃すと、セットカウント2-2に追いつかれる。
ファイナルセットも両者一進一退の攻防を繰り広げる中、西岡は2度のブレークを許し、4時間30分を超える死闘の末に力尽きた。
24歳の西岡は、2018年の深セン・オープン(中国/深セン、ハード、ATP250)でツアー初優勝。今年は2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で準優勝を飾った。
一方、勝利したマレーは2回戦で、第15シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と世界ランク83位のT・モンテイロ(ブラジル)の勝者と対戦する。
その他の日本勢では、世界ランク88位の杉田祐一は同42位のU・アンベール(フランス)、同112位のダニエル太郎は同93位のG・ バレール(フランス)、同119位の添田豪は第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)と1回戦で顔を合わせる。 世界ランク86位の内山靖崇は第20シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)にフルセットで敗れ、初戦敗退となった。
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あともうちょっとが難しい。
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