台風5号 発達しながら九州に接近 猛暑列島 熱中症に警戒を
- 政治・経済
- 2020年8月10日
画像:tenki.jp
きょう9日に発生した台風5号は発達しながら北上し、あす10日(月)には九州に接近。また東北付近に停滞する前線が北海道へ。暖かく湿った空気が全国的に流れ込み、猛暑が続きそうです。
台風5号北上 九州で荒れた天気に
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台風5号は午後3時現在、那覇市の南西約190キロにあって、1時間に35キロの速さで北上しています。 発達しながら北上を続け、今夜にかけて沖縄に最接近。あす10日(月)は九州の西の海上を北へ進んだあと、東よりに向きを変えて、11日(火)には日本海で低気圧に変わる予想です。 九州は、あす10日は次第に雨や風が強まるでしょう。断続的にバケツをひっくり返したような激しい雨が降りそうです。さらに風が強く吹くため、風に向かって歩くことが難しくなるでしょう。海上では波が高くなるため、海岸には近づかないようにして下さい。また四国の太平洋側も激しい雨の降る所がありそうです。
熱い空気が流れ込み 猛暑続く
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東北付近に停滞していた前線が次第に北上して、あすは北海道付近に停滞。雨のエリアは東北から北海道へ移りそうです。北海道は昼頃から広く雨が降り、局地的に激しい雨が降るでしょう。 前線の北上とともに、熱い空気が北日本まで流れ込みます。あす10日(月)の最高気温は沖縄と九州から東北まで30度以上の真夏日予想です。東海や関東などの太平洋側をはじめ、山陰や北陸の日本海側も猛暑日になる所があるでしょう。北海道も30度近くまで上がる所が多くなりそうです。
来週末にかけて 猛暑のピークに
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来週末にかけてが猛暑のピークとなるでしょう。特にあさって11日(火)と16日(日)は、関東甲信ではアメダスの約半数の地点で最高気温が35度以上の猛暑日となりそうです。また北海道も内陸を中心に猛暑日になる所があるでしょう。 長期戦になりそうな暑さ対策。熱中症にならないよう、外での活動は控える、買い物などで出かける際は日中の暑い時間をさけるなどの工夫が必要でしょう。まわりの人との距離が保たれている時にはマスクを外すなど、今年の夏ならではの対策も欠かせません。体調管理にお気をつけ下さい。
一言コメント
直撃しなくても注意したほうがよさそうだ。
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