中国地方 あす15日にかけても川の氾濫や土砂災害に警戒を
- 政治・経済
- 2020年7月15日
14日の中国地方は現在、大雨のピークは越えましたが、島根県の江の川下流で氾濫が発生し、そのほか複数の河川で氾濫警戒・注意水位を超えています。あす15日にかけても山陰を中心に雨が降る見通しで、引き続き河川の増水・氾濫や土砂災害に警戒が必要です。
一日分の雨量が軒並み100ミリ超え 200ミリ近いところも
中国地方はきのう13日夜から14日朝にかけて発達した雨雲が次々に通過し、大雨になりました。14日12時までの24時間に降った雨が、広島県や山口県、島根県西部などで軒並み100ミリを超え、広島県北部では200ミリ近くに達した所もありました。きょう14日の朝以降、発達した雨雲は中国地方から離れましたが、大雨がおさまった後の14日午前9時30分に、島根県の江の川下流には「氾濫発生情報」発表されました。14日13時現在も中国地方には氾濫のおそれがある河川が複数あります。また、広島県には14日13時現在、土砂災害警戒情報の発表されている所があります。雨が弱まっても、中国地方は河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒が必要な状態が続いています。
あす15日にかけて再び雨 油断できない状態が続く
14日13時現在、中国地方はいったん雨のやんでいる所が多いものの、日本海を進む低気圧の影響で、山陰では14日夕方以降、再び雨の降る所が多くなる見込みです。あす15日の未明には、再び発達した雨雲がかかるおそれもあり、このあとも油断のできない状態が続きます。また、山陽側も北部を中心に雨雲が流れ込み、少しの雨でも土砂災害の発生しやすい状態が続く見込みです。あす15日にかけても引き続き雨の降り方に警戒・注意し、安全な場所でお過ごしください。
一言コメント
今年の梅雨は長く感じる。
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