オリックスが史上初の屈辱“6タテ”くらう 頼みの山本「悔しいです」5失点KO
- スポーツ
- 2020年6月29日
8回、レアードに勝ち越しソロを打たれたオリックス・増井浩俊=ZOZOマリン(撮影・開出牧)
「ロッテ6-5オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム) オリックスが史上初となる同一カード6連戦6連敗を喫した。先発・山本由伸が5回2/3を5失点(自責は4)でKOされる苦しい展開に。八回に2点ビハインドを追い付いたが、直後に増井がレアードに5号ソロを浴びた。
初回にT-岡田の2号2ランなどで3点を先制。前回登板で圧巻の投球を見せた山本が先発であることを考えると、連敗脱出へ期待が膨らんだ。
しかし、ロッテ打線にしぶとく攻められた。二回には一失、四球に乗じて1死満塁とされると田村に2点タイムリーを許す。三回には二塁打で出した荻野が、1死三塁から清田の遊ゴロの間にかえって同点とされた。
そして四回、2つの四球から藤岡にタイムリーを浴びて勝ち越されてしまう。結局、六回2死一、三塁の場面で山本は降板。後を受けた澤田が田村にタイムリーを打たれて、点差を2点に広げられた。
八回に一度は同点としたが、その直後に増井がレアードに中越え5号ソロを被弾。この1点が決勝点となった。
球団を通じ、山本は「立ち上がりはよかったんですが、二回以降、ピンチの場面で粘り切ることできず、失点を許してしまいました。調子自体もあまりよくなかったので、なんとか修正しようと思っていたんですが…最後まで修正できず、悔しいです」とコメントしている。
史上初の6タテを達成したロッテは、前カードから合算すると、7年ぶりとなる8連勝。首位をキープした。
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