【桜花賞】“新怪物牝馬”誕生!デアリングタクトが無敗で戴冠 40年ぶり史上3頭目となるデビュー3戦目でのV
- スポーツ
- 2020年4月13日
4月12日の阪神11Rで行われた第80回桜花賞(GI、3歳オープン、牝馬、芝・外1600メートル、18頭立て、1着賞金=1億500万円)は、松山弘平騎手騎乗の2番人気デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)が勝利。2歳女王のレシステンシアら粒ぞろいのメンバーが集結した牝馬クラシックの開幕戦を制し、令和初の桜の女王に輝いた。タイムは1分36秒1(重)。
2着はレシステンシア(1番人気)、3着にはスマイルカナ(9番人気)が入った。
デアリングタクトは、新馬→エルフィンSを連勝。2歳戦が実施されるようになった1946年以降、デビュー3戦目での桜花賞制覇は1948年ハマカゼ、1980年ハギノトップレディ2頭と並ぶ桜花賞最少キャリア優勝記録。これまでの勢力図を一気にひっくり返し、“新怪物牝馬”誕生を予感させる勝利となった。
また、同馬は新種牡馬エピファネイアの産駒。グレード制が導入された1984年以降の桜花賞では、ベガ(トニービン産駒)、プリモディーネ(アフリート産駒)、マルセリーナ(ディープインパクト産駒)、ジュエラー(ヴィクトワールピサ産駒)、アーモンドアイ(ロードカナロア産駒)と5頭の新種牡馬産駒が優勝しており、重賞初勝利をGIで飾った。
桜花賞を勝ったデアリングタクトは、父エピファネイア、母デアリングバード、母の父キングカメハメハという血統。北海道日高町・長谷川牧場の生産馬で、馬主は(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング。通算成績は3戦3勝。重賞は初制覇。桜花賞は、杉山晴紀調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。
一言コメント
観客がいればもっとよかった…
コメントする