長崎県内初 壱岐市で新型コロナ感染者を確認
- 政治・経済
- 2020年3月15日
県内で初めての感染者です。壱岐市で新型コロナウイルスの感染者が確認されました。感染が確認されたのは30代の自営業の男性です。海外渡航歴はなく、現在壱岐市内の感染症指定病院に入院していて発熱などの症状はありません。男性は2月21日(金)、神戸市内のイベントスペースで新型コロナウイルスに感染した大阪府の知人と接触し、3月4日(水)には大阪市でも接触しました。12日(木)、京都から在来線で新大阪に出て新幹線で博多に来た後、福岡市に住む50代の知人男性と共に自家用車で博多港に移動しました。午前10時半博多発の九州郵船のジェットフォイルで壱岐の芦辺港に入り壱岐市役所に転入届を出した後、飲食店で昼食を取り、買い物をするなどして夕方、市内に住む30代の知人女性と合流。3人で海岸をドライブした後、飲食店で夕食を取りました。新幹線以外マスクはしていませんでした。午後8時半ごろSNSのグループチャットを通じて神戸と大阪で会った知人の感染を知り壱岐保健所に連絡。14日午前6時ごろPCR検査で陽性と判明しました。中村知事は「引き続き県民の皆様方には万全の予防対策をそれぞれご留意いただいてご努力を頂きたいご協力を頂きたい」と話しました。白川市長は「男性は以前壱岐のイベントに参加した経験がある」と話し、市の担当者は「壱岐島内の移動はレンタカーで移動した。転入届の手続きをした職員は朝一番で自宅待機するよう伝え、状況を連絡している」と話しました。男性らは島内の公共交通機関は使わず知人の感染を知ってからは宿泊施設の予約をキャンセルし全員テントやレンタカー、自家用車に宿泊しました。翌13日は市がコテージを提供し同行した2人も14日から別々のコテージに滞在しています。同行者2人も14日、検体を検査機関に送っていて15日朝、結果が判明する見通しです。利用したジェットフォイルはシートや手すりなどの消毒をした上で運航を続けています。男性の周囲2メートルの乗客を濃厚接触者として壱岐保健所が調査しています。
一言コメント
かなり広範囲を移動していたようだ。
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