自転車店に女性遺体、殺人と断定 首絞められ、福岡県警が捜査
- 事件・事故
- 2020年3月6日
福岡市博多区住吉2丁目の自転車店内で4日夜に女性の遺体が見つかり、福岡県警は5日、死亡したのは同市中央区薬院2丁目、同店従業員小森寛子さん(42)で、首を絞められて死亡したと発表した。県警は殺人事件と断定し、博多署に捜査本部を設置した。
県警によると、小森さんは店舗の奥であおむけの状態で倒れていた。着衣に乱れはなく、出血もなかったが、司法解剖の結果、首を絞められていたことが判明。死亡推定時刻は4日夕方ごろで、凶器が使われた形跡はないという。
同日午後8時50分ごろ、住吉2丁目のマンション1階にある自転車店を近所の知人の男女が訪れ、小森さんを見つけ110番した。営業時間中にもかかわらず店の電気が消えていたのを不審に思い、訪問したという。博多署員らがその場で死亡を確認した。
複数の知人によると、小森さんは1人暮らし。店は約10年前に出店し、実質1人で切り盛りしていた。4日も通常通り営業していたという。
親交のある同区の男性(40)は「サバサバした性格で、よく海外旅行に1人で行っていた。こんなことになるなんてショック」と声を落とした。
数年前、別の自転車店で一緒に働いていた男性(48)は「接客が向いていて、営業もうまかった」。店の常連という自営業男性(46)も「テキパキと仕事をするタイプ。ふらっと店に寄って、悩みを聞いてもらっていたのに」と悼んだ。
現場はJR博多駅から約800メートル離れたオフィス街。
一言コメント
犯人はどこを逃げているのだろうか…
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