カザフのアルマトイ付近で旅客機が墜落、12人死亡 約100人搭乗
- 国際
- 2019年12月28日
[アルマトイ 27日 ロイター] – カザフスタン政府によると、南部アルマトイ付近で27日、乗員5人・乗客93人を乗せた首都ヌルスルタン行き旅客機が墜落し、12人が死亡した。
アルマトイ市当局は当初、15人以上が死亡したと発表していたが、その後、死者数を12人に訂正した。49人が病院に搬送され、一部が重体という。
同国内務省によると、死亡者には機長が含まれているという。また標準的な法的手続き通り、飛行操作および安全規則違反の可能性を調査しているとした。
同国の民間航空当局によると、旅客機は明け方に離陸した際に高度を失い、コンクリートのフェンスを突き破った。その後、2階建ての建物に衝突したという。
政府とアルマトイ空港によると、墜落現場は封鎖され、救助作業が行われている。
アルマトイ空港に向かっているロイターの記者は、周辺地域は濃い霧に覆われていると話した。
墜落したのはカザフの航空会社ベク・エアーのジェット機「フォッカー100」。ベク・エアーのコメントは現時点で得られていない。
スクリャル副首相は記者団に「事故機は墜落前に後部が2度、滑走路に接触した。パイロットのミスなのか、技術的な問題なのか調査する」と述べた。
航空当局は、調査を行う間、同型機の運航を停止すると発表した。
カザフのトカエフ大統領はツイッターで被害者と家族に哀悼の意を示したうえで、「責任を負う者は法に従って厳しく処罰される」とした。
一言コメント
人災の可能性もありそうだ。
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