宇野昌磨、初の羽生撃破「1度でいいから勝ってみたいという目標があった」
- スポーツ
- 2019年12月23日
◇フィギュアスケート全日本選手権最終日(2019年12月22日 東京・国立代々木競技場)
男子フリーが行われ、SP2位だった宇野昌磨(トヨタ自動車)が184・86点をマーク。合計290・57点とし、逆転で4連覇を飾った。
宇野にとって、個人戦の直接対決で羽生を上回るのは初めて。「羽生選手にいつか、1度でいいから勝ってみたいという目標があった。苦しい中で、やめずにここまでやってこられて良かった」と達成感に浸った。
メインコーチ不在で臨んだ今季。11月のフランス杯で8位に沈むなど、序盤は地獄を見た。その後、スイスに渡り、ランビエル氏の指導を受けて光が差した。年明け正式に師事する同氏も帯同した今大会。宇野は練習でも終始、明るい表情を見せていた。スケートを楽しむ気持ちを取り戻し、タイトルを守った。
来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表にも決定。昨季の世界選手権は金メダルを目標に掲げながら、表彰台にも届かない4位。「ここ数年、世界選手権ではいい演技ができていない。今回と同じような気持ちで臨みたい」と日本一の22歳は大舞台を見据えていた。
一言コメント
世界選手権も楽しみになってきた。
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