週間 かなりの高温に 師走らしくない気温が続くのか
- 政治・経済
- 2019年12月9日
少なくとも向こう一週間は、強い寒気が流れ込むことはないでしょう。それどころか、南から暖かい空気が流れ込みます。週のなかばは11月上旬並みの気温になる所があるでしょう。
8日(日)は、北海道付近は冬型の気圧配置になっており、上空およそ1500メートルで、氷点下6度以下の寒気が北陸付近まで流れ込んでいます。北海道付近は氷点下15度以下で、札幌の上空で真冬並みの気温です。札幌の気温は、日中は氷点下3度前後で経過し、真冬並みの寒さになっています。午後3時までの最高気温は、仙台8度7分、東京都心13度2分、大阪13度0分、福岡13度2分と、ほぼ平年並みになりました。
9日(月)は、本州付近の高気圧は、次第に日本の東へ中心を移す見込みです。上空の寒気は弱まるでしょう。上空およそ1500メートルで氷点下6度以下の寒気は、北海道付近まで北上する見込みです。さらに11日(水)にかけて、本州付近に南から暖かい空気の流れ込みます。11日(水)は、北海道付近まで、上空およそ1500メートル付近で0度以上の空気が流れ込むでしょう。札幌の上空で10月下旬並みの気温です。このため、全国的に寒さが緩むでしょう。緩むどころか、11日(水)の最高気温は、11月上旬並みになる所がある見込みです。
【天気が崩れるのは?】9日(月)から10日(火)にかけて、東海沖の気圧の谷が東へ進むでしょう。東海から関東に雨雲がかかる見込みです。この雨は強く降ることはないでしょう。11日(水)は、西から気圧の谷が近づく見込みです。全国的に雲が広がるでしょう。九州南部や北海道の日本海側を中心に雨雲がかかる見込みです。
12日(木)は、千島近海を低気圧が発達しながら北東へ進む見込みです。日本付近は冬型の気圧配置になるでしょう。上空およそ1500メートルで、氷点下6度以下の寒気が、東北まで流れ込む見込みです。ただ、東北付近への強い寒気の流れ込みは一時的です。14日(土)にかけて寒気の影響は北海道が中心でしょう。
12日(木)は、北海道は雨が降り、次第に雪に変わるでしょう。西風が強まり、荒れた天気になる恐れがあります。東北も西風が強めに吹き、日本海から雪雲が流れ込むでしょう。北陸は雨や雪が降る見込みです。こちらでは、平地で雪がまじるのは夜になってからとなりそうです。
【寒さは?】12日(木)以降は、北海道や東北、北陸は、師走らしい寒さになるでしょう。真冬のような極端な寒さはなさそうです。関東から九州の最高気温は、平年より高い日が続くでしょう。一方で、11日(水)までに予想される、季節外れの暖かさはない見込みです。
5日(木)に気象庁から発表された1か月予報によりますと、年始にかけて高温傾向です。ただ、暖かい日が続くということではありません。
15日(日)は、シベリア大陸の上空およそ1500メートル付近で氷点下18度以下の寒気が形成される見込みです。その後は、強い寒気が日本列島への流れ込むことも考えられます。
一言コメント
うれしい気もするけど…
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