【NBA】八村塁、初センターで15得点6リバウンドと奮闘 苦しいチーム事情で適応力を発揮
- スポーツ
- 2019年12月5日
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が3日(日本時間4日)の本拠地マジック戦に開幕19試合連続でスタメン出場。この日は自身初のセンターで先発し、15得点、6リバウンドとともに自己最多となる4アシストをマーク。チームは120-127で前回対戦で121-125で敗れた同地区の相手にまたも手痛い敗戦。3連敗となった。
ファーストユニットのセンター、トーマス・ブライアントとセカンドユニットのセンター、モリツ・ワグナーが怪我により欠場したこの試合で、八村は自身初となるセンターでの先発出場。第1Qは慣れないポジションに苦戦。なかなかリバウンドを拾えず、オフェンスでもブロックに合うなどリズムをつかめない。しかし、相手選手とのコンタクトに負けずにレイアップを沈めるとアンドワンもゲット。このフリースローもしっかり決めて3得点を獲得した。
ウィザーズは怪我人続出で苦しい台所事情の中、この日すでにウィザーズ傘下のキャピタルシティGo-Goの一員として試合に出場した、アドミラル・スコフィールドとジャスティン・ロビンソンのルーキー2人を招集。普段スモールフォワードを務めることの多いトロイ・ブラウンJr.もセンターでプレーするなど、スコット・ブルックスHCは難しい采配を強いられた。
そうした状況下でも八村は冷静にプレー。強引にシュートを狙いブロックに合う場面もあったが、積極的にゴール下を攻め立て、ブラウンのパスから豪快なダンクを叩き込きこんで会場を沸かせた。さらには味方選手を活かすプレーで前半だけで3アシストを記録。しかし、チームは3試合連続で第2Qに突き放され、54-68の14点ビハインドで試合を折り返す。
後半もセンターで出場した八村は、アイゼア・トーマスのパスからレイアップシュートを沈めて幸先のいいスタートを切ると、チームもデイビズ・ベルターンズの連続3Pシュートなどで一気に追い上げを見せる。一時トーマスの靴が脱げるハプニングがあったものの、そのままプレー続行。トーマスは流れの中で靴を履き直すと直後のプレーで3Pを沈め、会場は大きな歓声に包まれた。
第4Qもチームは必死に食い下がったが、追い上げは及ばず。ロード4連戦からホームに戻り、仕切り直しの一戦となったが、チームは3連敗となった。
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ここが踏ん張りどころだ。
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