「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?役員構成変更そして今後のI・Bは?(第9弾 後編)
豪雨、台風と今年も不安定な夏でしたが、やっと涼しくなってきました。
東京五輪もいよいよあと1年となりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
(取締役 児玉崇氏)
前回はデータ・マックス社の度重なる役員構成変更について述べたが、今回はあるサイトで元社員とされる人物による以下のような書き込みがあったので、コメントを交えながら紹介したい。
そんな元社員のコメントでは
「自分の車両の持ち込みが基本で、ガソリン代、車両維持代、高速代で赤字が出ます。」「営業で稼げなければやってゆけません。」
ご自身の日産車の維持費は会社経費ですよね?と問いたい。
「営業さえ取れれば天国。」 「何をやっても許されます、事務処理の放棄も許される雰囲気はあります。」「皆勤手当はありました。」
※皆勤手当とは、欠勤なく会社に勤務した場合につく手当のことです。
要するに営業がすべて、記事も営業目的に書くということか…
先日には日本郵便の保険販売における不正も表面化したが、歩合制の恐ろしいところといえよう。
その他のコメントには、
「退職金は整備されましたが金額は期待できません。」「7年で30万、10年で50万ぐらいです。」と言っても、3年どころか2年持つかどうかも微妙なので退職金を受け取る人の絶対数が少ないです。
つまり、1年か2年以内にほとんどが辞めてしまうということだ。
仮に続いたとしても、その先にあるのは僅かな退職金のみということらしい。
ちなみに、データ・マックスの同業他社でも退職金が僅かなため、その後の生活が不安になり、70歳になっても辞められないところがあるという。
こんな生涯現役は御免被りたいものだ。
ある人の話では、
「元々は帝国データバンクのライバル企業としてスクープを連発して、帝国データバンクや商工リサーチを追い詰めた時期があります。
ところが、ある人物の退社を引き金に私や他の調査員の退職が相次ぎ、今では調査業務は行っていません。取引企業のいいところ(業界用語で提灯記事)を書いて、年会費をもらうスタイルに変わりました。今は昔と全く違った業態になっており、おだてた記事だけで営業を取るセンスが求められます。」との事で、
今は本業であった調査業務を行っていないという。
要するに調査のスキルやノウハウをもった社員が辞めていき、新たな人材も育たなかったということだろう。
そしていつの間にか提灯記事ばかりをタレ流すスタイルに変わってしまったようだ。
私にはそう感じ取れるが?
もちろん、これらの書き込みは匿名であり、信憑性こそ定かではないものの、上記以外の内容についてもかなり詳しく書かれており、我がデータミックスに入ってきている情報と照らし合わせても、あながち嘘ではなさそうである。
次から次へと人が入り、人が辞めていく会社。
「企業は人なり」と言う言葉があるが・・・まあ言う必要もなかろう。
最近では、「我々は消滅するわけにはいかない」とが豪語する児玉氏が
東京版 I・Bを発刊する様だが・・・今後を楽しみにしよう。
https://www.data-max.co.jp/article/31548?rct=video_news
私たちは信念のある取材を続けていきます。
皆様からの情報提供もお待ちしております。
データミックス
コメントする